困ったときのご馳走2011/05/04

手抜き第二弾???
当たり前ですが、毎回メニューを考えます。
メインの食材で決定しますが、兵庫県産の天然のスズキが出ていました。
美しく銀色に輝くスズキでした。
困ったときはお手軽ブイヤベース。
もう一つ欠かせないもの。アサリです。特にこの時期は身がパンパンに入っていて美味しいのです。
珍しく静岡産の物がでていました。大体、愛知産の物が殆どですが、違う産地の物があるのはとても嬉しくなります♪
この時期、身がふっくらとした新鮮なホタテもあり一緒にGET!


ブイヤベースはスープもあるので、色々な野菜を入れてひとつの鍋で煮込めるので、困ったときのご馳走です。
私の大好きなトマトもたくさん入れて、白ワインと少しの水で煮込みます。









これだけでは物足りないので、冷蔵で眠っていたニシユタカ(じゃがいも)をオーブンでグリルして、チーズを振りかけました。
塩・レモン汁・エキストラバージンオリーブオイルでシンプルにいただくことが多いのですが、ブイヤベ
ースのトマトの酸味でガチンコするので、対極的なサイドメニューを添えます。








ブイヤベースは煮込みますが、インゲンは野菜の中でも煮込んでも栄養価が失われないと言われている野菜です。(例えば熱を加えるとビタミンCが低下するなど)

予想通り、アサリの身はぷっくりとして旨みが最大限に生かされたブイヤベースに仕上がりました。
同じブイヤベースでもその時々の食材で味が千差万別で料理は本当に奥深いです!!




~こぼれ話~

久々に友人とお電話でお話ししました。
私が料理サロンを始めたときに足繁く通ってくれた友人です。
彼女からのお話で、「今ではすっかり和洋中、そして韓国料理まで食卓に上がるようになり、お客さまにも喜んでもらっています。また困ったときのご馳走にアクアパッツアが重宝しています。」と嬉しい話でした。
教えたのは私ですが、かなり、手料理に励んで楽しそうにしている様子で心がとても温かくなりましたし、ある意味、私の方が触発されました。
料理と一言で言っても、本当に奥深い物だと思っています。
「考える」というのが必須ですので、普段使わない?脳を活性化させる手段のひとつでもあると思います。


友人のアーティストに聞いたことがあります。「もし音楽の世界に入らなかったら何をしてたのかなあ?」と、彼は「シェフになっていたと思うよ。」と即答。
そのことに納得しました。何故なら私の尊敬するシェフに感じたことは彼らの哲学に芸術を感じたからです。
味のバランスを考えたり、彩り、盛りつけ、食材を最大限に使うことなど上げたら切りがありませんね。

私の原点は食べることが大好き、そして、「食」は全てにおいて重要な課題です。だから料理を追究することになりましたが、私の料理は素朴で芸術的なものにはほど遠いです (*^_^*)がこれからも食の追究をし続けます♪

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