パリの風景2019/07/11

姉から引っ越しのお祝いにもらった絵がご縁ですが
ギャラリストだった姉の先輩で、今も親友としてお付き合いされているMさま
姉と展示会に寄せて戴いたときに初めてお目にかかりました。
軽井沢にもギャラリーがあって、一昨年前に軽井沢でもお目にかかりました。

そのときに、出逢ったセイハシモトさんの絵・・・・
私が好きなパリの風景、、、日常的に見るパリの本当の姿がそこに描かれていました。
観光客が見るパリではなく、どこかに懐かしさが残る自分だけが経験した場所やシーンの情景・・・

「彼が描くパリは観光客目線ではなく、パリを知っている人の目線で描く本当のパリですね~」と呟きましたら。
Mさんから
「Yさん(私)と同じことを言った方がいるんですよ~」と・・・?
その方こそ、日本のシャンソンの女王、石井好子さんでした
残念ながら、彼女は既に他界されていますが、シャンソンに詳しくなくても、世代が違ってもとても有名で偉大な歌手です。
Mさんが、奥から石井好子さんの著書を持ってこられました。
装丁がセイハシモトさんでした。
石井好子さんは、彼の絵を見て、石井さんの想うパリらしさが描かれていたと称賛され、選ばれたそうですが、私もこの絵を拝見して更にパリに相応しい哀愁をジンジン感じ取れました。
著書の「私は私」の通り、内容は石井好子さんがシャンソン歌手になるまでの自叙伝ですが、古き良きパリの物語があまりにも刺激的で、その時代にワープ出来る素敵なSTORYなのです。
この本を読んで、どれほど昔のパリの時代に飛びたい!と想ったことでしょう・・・
どんなに文明が発達して、便利になっても、人間模様にドラマがない今の世の中。
機械的で外見ばかりを問う時代がちっぽけで安っぽさを感じてしまいます・・・・
自叙伝を読んだり、史実に基づいた映画やドラマを見て感じる事は、やはりSTORYがあまりにも美しく、信念やその人物像に共感できることが多いのです。





ようやく、展示会の日程にタイミングが合って出かけました
とても品格を感じる紳士ですが、謙虚で気さくで軽快なトークを愉しむことが出来ました。
そして、念願の彼の描くパリをたくさん拝見することが出来ました。
どの絵も素敵ですが、やはりパステル画が先生の真骨頂!
大好きな夕焼け・・・
パリで見たあの日の夕焼けの色を想い出させてくれる作品に魅入りました・・・
いつもパリの景色と共にということで、お気に入りの作品を選びました❤
先生のアトリエからドアを開けた所から見える夕焼けだそうです。
その日の夕焼けは正に一期一会だったでしょうね・・・・



サインもしっかり頂戴しました


先生のパリの庭付きのアパルトマン
素敵ですね~
いつか遊びに行きたいです~~~♪

さあ~パリへいつ旅立ちましょうか・・・?


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