芸術の秋とartist♪ Vol.32022/10/22

昨日、従妹からの連絡があって、本当に久しぶりに祖母の実家で再会しました。
彼女は東京からの里帰りでした。私よりひと回り以上歳が下で、より美しく成長していてお姉さんは嬉しくなりました(*^^*)
色白でスラリと・・・私とよく似ていると言われて喜んでいた従妹(*^^*)
従妹からあるお誘いが・・・。

ここ最近、世界中でBTSが人気ありますが、、、私には全く理解できません。
パフォーマンスは見ごたえあるのでしょうが、私にとって音楽は記憶に残るもの。
何一つ、心に残る音楽がありません。
時々、ビートルズなどのBIGスターと比べる愚か者がいますが、永遠に残る情緒的な音楽と一過性のアイドルを比べるなんて~
いつか・・随分前ですが韓国の親戚からKBSの社長をよく知っているので良かったらBTSのコンサートに行ってみる?って聞かれましたが、「私KPOPは全く興味ないの~」と一蹴( ;∀;)
昔からアイドルには興味なかったし、追っかけもファンクラブも経験ありません。
本当に良い音楽はやはり魂で感じるものだからか・・・素直に反応してしまうのでしょうね(*^^*)

さて、従妹からの連絡は、、、
数年前に韓国の世界的なオペラ歌手Jo Sumiさんを東京に招聘した従妹の親友さんからの情報。
私は別の公演の仕事で東京には行けませんでした。(今思えば滅茶滅茶悔しい~(TT)
非公開で限られた人だけの公演だったそうですが、アッという前に満員に。もちろん千を超えた観客だったそうですが。
従妹も才能ある声楽家で、叔母は超難関の某芸術学校のトップソリストでコロラトゥーラを操る麗しい声楽家でした。生涯、私たちの前で歌ってくれたのは一度だけ。決してひけらかさないし、叔母的には年齢的に完璧ではない声を披露するのが嫌だったこと。それくらいに声楽家として完璧主義者でプライドを持っていたのだと感心したものです。
叔母の歌を聴いて活躍していた時は本当に凄かったのだと改めて感じたものでした。
そんな叔母が他人の歌に感動したことはなかったのですが、彼女だけは違っていました。
奇しくも彼女を知ったのは20年前にParisで初めてホームステイした時のホストマザーが始終かけていたオペラのCD。当時はアジア人にこんな素晴らしいartistがいるのだと驚きました。正に彼女、ソプラノ歌手
Jo Sumiさんでした。

そして、従妹の親友が香港にいてこんな情報が来ました。
一緒に行ってみない?とのお誘いでした。
既に世界中で活動されている彼女ですが、香港西九龍で開催される芸術祭に招待をされたとのこと。
大々的なイベントに単独で招聘されるのは流石ですが、彼女もまた一流のartist♪
Olympicの時の公演も素晴らしかったです。
叔母が鳥肌が立つほど凄かったあ~と。




彼は香港でマルチに活躍するアイドルみたいですね~(*^^*)

久々の香港・・・私の後輩もいるので行ってみたかったけれど・・・
既に京都への予定が(>_<)
物凄い規模の大きなイベントみたいで、、、残念だけど、いつかパリ公演を待ってみたいと思います♪


叔母からの言葉は響きました・・・

私の様に感覚人間にとっては音楽だけではありませんが、違和感あるもの、食べ物の様にコテコテで脂っこいもの、苦みやえぐみ、毒々しいものを感じると吐き出したくなる。
叔母が芸術家として辛かったのは、自由に音楽を奏でたいのに、他人との繋がりでレベルの低い感覚の自称artistと称する人とのセッションが拷問だったという話(>_<) 誰かも同じこと言ってました( ;∀;)
芸術は決して同情や友情ごっこで冒してはならない!
また聞くに堪えない音楽や声量の衰えをわざわざ聞かせることもまたリスナーにとって拷問だというプロらしい叔母の話に何度もうなずいた私でした( ;∀;)

一流が誕生するのは一流がリスナーであり、一流がファンであること・・・
一流は妥協もしないし、同情もしないし、良い物は良い!悪いものは悪い!と明確に評価できること。
叔母は最高の声楽家であったからこそ、アイドルでいうセンターを経験したからこそ、きっぱりと潔く歌を辞めたことがまるで山口百恵ちゃんの引退と重なりました(*^^*)
「執着ほど醜いものはないのよ~」と
久しぶりに叔母の話にたくさん共感できました!(^^)!
だけど、また叔母の歌聞いてみたいなあ~と思ったのでした笑

芸術の秋、特に音楽は魂、心の底から一点の曇りもない音に触れたいものですね~!(^^)!


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