ハロウィンとは2022/11/02

ハロウィンの起源をご存じの方はどれくらいいるんでしょうか・・・

実は数年前にパリ滞在した際に、父の命日がハロウィンの日でありフランスではトウーサン(諸聖人の日)であることが分かりました!
父は観音様を崇めていたことと、儒教の教えを引き継いでいたのでキリスト教とは無縁でしたが、父の生家跡地には何と教会が建てられたと随分前に親戚から。
諸聖人・・・・父は正に聖人という名に相応しい偉業を成して天国に召されたので、欧州の諸聖人の日が命日なんて本当に驚きました。

諸聖人の日はすなわちハロウィンの日ですが、起源は以下の通り↓

10月31日のハロウィン(Helloween)は、11月1日にキリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日「諸聖人の日」「万聖節」(All Hallo)の前夜祭(All Hallo Eve)という意味で、ヨーロッパ発祥のお祭りです。秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするとともに悪霊を追い払うお祭りで、古代ケルト人が行っていたお祭りに由来します。




儒教の法事でもご先祖様にお供えもしますので相通じることがあります。

だけどハロウィンで最も悲しい記憶に残っているのは、米国留学中の青年が銃で撃たれた事件です。
当時はあまり日本ではハロウィンの習慣はなかったので、ピンときませんでしたが、とても恐ろしい事件でした。

それを上回る悲しい事故が韓国で起こってしまいました・・・
せめてコロナで経験したフィジカルディスタンスを警鐘してほしかった・・・

個人的にはハロウィン祭りは子供の為の物で、大人が仮装したり騒ぐのは醜悪だと思っていました。
本当に情けない大人が増えたのだとTVなどの映像を見て落胆するばかり・・・

そして、遂に恐ろしく最悪の事故が起こってしまいました。
TVの報道では様々なことが言われているようですが、なぜ驚異的な雑踏の中に入っていけるのか?私には信じられない映像でした。
まるで発展途上国の様な映像で・・・
昨日もインドで修復したばかりの橋に大勢の人が一度に渡るなど、中にはわざと揺らしたりと・・・結局吊り橋は崩落しました。

今回の圧死の件で韓国で思い当たることがありました。
何故か体が密着することに違和感がないのか?デパートに行ってもわざわざぶつかる人もいたり、エレベーターに乗っていると物凄い勢いでたくさんの人が一度に乗ってきたり、その時には夫婦の夫の方が私のお尻を完璧に触ったことも!(>_<)
身動きできず手を掴めなかったのが悔しい経験でした。

今回の事故は人災であり、そこにいたのは子供でなく高校生以上の大人でした。判断ができる成人が多くいました。
でも韓国は特に集団心理が強く、「私は大丈夫」的なことが見受けられるのです。これは何度も訪韓した時に感じたことです。

韓国の友人が言っていたことも思い出します。一緒に街中を歩いていると物凄い集団があり、「私は絶対にあのような集団には入れない」と言うと、韓国では何かイベントがあればとにかくたくさん集まること、意味はなくただ一緒にいることが楽しいと思う国民なんです、と。
腐敗した社会、限られた人だけが幸福になれる国、それが今の韓国。
どこかストレスが爆発して起きたかのような人災にも見えました。
将来を担うはずの若い人が多く亡くなり残念・・・
もちろん警備体制の不備が問題だと思いますが、毎回誰かに責任転嫁にするのではなく、国民一人一人が今回の事故の本当の理由を考えないといけないような・・・
同時に若くして亡くなった人があまりにも多くて憤りを感じます。
もし私の姪がそこにいて命を落としたとしたら、悲しみより憤りを感じたでしょう。悔しくて悔しくて・・・

最初の話の通りハロウィンは諸聖人の日であること、バカ騒ぎするのではないことをメッセージとして物語っていたのかもしれません。