名店で食すは歴史的な記憶に2023/01/16

昨年のニュースに驚きました!
それは日本屈指の名店であり、国内フランス料理界の第一人者、三國清美シェフのお店「オテルドミクニ」が閉店???

結果を云えば、新たなお店を再構築されるとのこと!(^^)!






これまで数々の名店、名シェフ、匠のお料理を経験する機会がありました。
東京に居たころはやはり最新の料理の情報がいち早く集中していました。
料理の鉄人のTV番組も流行り、その頃から料理に対する食べる側の価値観が磨かれていったようにも。。。
ただ本物のグルメな方々は世界中を旅しておられるので、三國シェフのお料理にも流行りに関係なく通われていたと思います。
おこがましいのですが、私も個人的には味覚や料理のバランスに関しては両親の影響もあってか敏感だったので、選ぶお店は徐々に固定していくことに。

オテルドミクニ…もちろん行きました!
当時はタイユバンロブションと二分するくらいに私にとって何れも最高のレストランとお料理でした❤

ある日のお祝いにオテルドミクニを予約して行きました。当時は中々予約困難でようやく叶ったオテルドミクニのお料理。
三國シェフはよく知られているように漁師町で育ち、お魚に関しては追随を許さないほどの魚料理が飛びぬけて美味しかったのが、
今も強烈に記憶に。人生の中でベストだったと思います!

お肉も超超霜降りで・・・もちろん最高のお肉でしたが、、、
その夜は消化不良で眠れませんでした笑
これは私の体質の問題であって、シェフのせいでもお肉のせいでもなく・・・料理研究家にもグルメ家にも目指すのを断念した理由です。
( ;∀;)

三國シェフの恩師は帝国ホテルの総料理長・村上信夫さんです。
私が初めてローストビーフとブフブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮)を作ったのは村上さんのレシピを基にしました。既に私の得意料理になっています(*^^*)




三國シェフの料理人としての人生を開花させた偉人さんですが、彼の人柄も本当に素晴らしく人格者でした。
既に他界されていたのがとても残念で、お会いしたかった日本のフレンチ料理界の神様の様な人物でした。

三國シェフにはとてもゴージャスなパーティーに招待を受け、お目にかかれました。
カウンター越しのドリンクを選んでいるとお声を掛けて下さり、TVのままお茶目な方でした(*^^*)
テーブルにご挨拶に来てくださったり(#^.^#)
長年懇意にしている大好きなシェフ達と写真撮影にも一緒に参加してくださいました((*^^*)





この時、友人のシェフが放った言葉で大爆笑~( ;∀;)
内容は云えませんが、どツボにハマって暫く笑いが止まらず撮影時は大変でした笑笑

威風堂堂の大阪城をバックに♪
この日は天気予報は雨で心配でしたが、世界中からの名料理店のシェフたちと共に一緒にしたオーラとプラスのエネルギーが相まってか良いお天気に恵まれましたあ~❤
やっぱりお天気は人の心に反映しているのだと確信した瞬間でした!

さて、三國シェフの今後がとても気になりましたが、
どうも現在の場所で柔軟にお客と対面しながらお料理を即興で支度してくれる・・・というとても期待感が高まる話でした。
要するに何をどんな風に食べたいかというのを受け入れてくれるのではないかと勝手に想像して、その日のリオープンを楽しみにしています(#^.^#)
多分、私のことなんか忘れていると思いますが( ;∀;)

とにかく世界の三國シェフの自伝が破天荒で押しが強く、ブレがない精神の料理人・・・そのSTORYが詰まった本も出版されました。





正に「事実は小説よりも奇なり」的なお話ばかりです。


世界からも高く評価されているシェフは日本国内に五万といます。
その方々を更にけん引してこられたのは言うまでもありませんね。
食事・・・贅沢かもしれませんが、食べてみたい!と思う歴史的に遺る料理は本当に素晴らしかったし、人生の中で想い出の一部にもなります。料理で一番嫌悪感を感じるのは流行りや「SNS映え」です。
そんなものは一時的な満足でしかないもの。食に対する神聖さを失ってしまわないような食事を大事にしたいもの(*^^*)

~こぼれ話~
ミシュランの東京・某フレンチレストランのシェフととても仲良くなりましたが、ある日「一緒に何かやりませんか?」とオファ???
シェフには料理レッスンをしている話をしたことがなかったのに??
しかも当時それほどSNSも未だやっていなかったのですが、何かで私が料理を教えていることを知られて・・・
でも「とんでもないですよ~(>_<)」とお恐れ多く即お断りしました
私の得意技も独学で即興料理なのですが、超有名シェフと一緒になんて~~~~~~有難い話でしたが。
個人的には極めなければだめ!というのが先行していたので、
料理人もパティシェも本当に大変なお仕事です!

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