究極のひと皿2019/02/17

久しぶりに来ました!

バスク料理が食べられる薪焼きレストラン

予約した日は寒いほうがいいかな、、、そんな気候まで予測して決めたレストラン(^^)

本当に最高に寒い日となりました笑
店内に入るやいなや仄かな薪の香りと温かみを感じました❤

こちらのお店はお任せコース料理になっていますが、もちろん事前に苦手な食材を伝えていました
さてさてどんなお料理が出てくるのか・・・









先ずはお店がひと樽確保しているという白ワインをお願いしました






いきなりペリゴール産の黒トリュフ?
訳あって、黒トリュフはもう見たくなかったのですが(^_^;)
これは香りが上品で本当に名脇役になっていました!
水牛乳製で出来たバターがスモークされてトリュフとバゲットの調和が完璧で、何とも云えない芳醇なひと皿❤




佐渡産の鰤
これ以上美味しい鰤はない!と言われるくらいのお味でした!




器も凄くユニーク
中身は小粒の牡蛎
スモークされているので生では無理という方にも!





早春を感じる鹿児島の朝摂り筍や山葵など




白魚・・・
こんな白魚は初めて!と言うほど、素材を最大限に味わえる状態で




和歌山の鰹




北海道のウニと白子
スモークされた白子とウニの甘さが素晴らし~





鶏と蕗のとうのコンソメ
数日前に鶏肉と蕗のとうの料理を作りましたが、やはり相性が良いですね
冬眠していた身体から目覚めるには春の山菜は薬効になります!!




黒むつとリゾット
赤むつはのどぐろですが、昨年は頻繁にのどぐろの干物にハマッていました
そろそろお腹も・・




熊本の赤牛
姉から以前、黒牛のすき焼き用のお肉を送ってきましたが、凄く溶けてしまうほど美味しいお肉でしたが、赤牛も稀にスーパーで見つけると買って食べていました。
最近は見なくなったので、嬉しかったです!
量は加減していただきましたので、最後まで美味しくいただけました(*^_^*)




デザートはアイスクリームは有り難いですね
しかもチョコレートのアイスクリームまで!!!
箕面産のブラッドオレンジとの相性はバッチリでした❤
愛知産のブラッドオレンジは知ってましたが、箕面でも生産されているなんて発見でした!




こちらの看板アイスクリームは、もちろんスモークされています


~後記~
こちらのレストランは真剣にひとつひとつの素材と向き合って、その素材の火入れに拘っています
それはその生き物、陸や海や山の物に敬意を表して調理されています。
私が懇意にしているレストランのシェフや料理人さんも皆同じく・・・・
時々、思うことなのですが、やはり食事するときは温かい物は温かいうちに、そのひと皿に注目して戴きたいと思うのであります。
グループで食事を好まない理由は、やはり話しに夢中になって料理が台無しになってしまいます。
また過去の話になりますが、お見合いの時のパートナー選びの指標として、一緒に食事をしたときに大きな決めてとなります。
食事に対するその人の素行、好き嫌いやマナーなど一緒に人生を共にする上でとっても重要なポイントになります。
何故なら共に生きていく中で最も大事な時間、食事ですが、お育ちも垣間見えてきます。
お金持ちとか貧乏だというものではなく、食に対する根本的な考え方です。
好き嫌いは仕方ありません。私も色々ありますので(^_^;)
素敵なミシュランクラスのレストランでのこと
折角の食事の席で携帯を見ながらや、かかってくる電話に対応するために退座する人がいました。
凄く残念な気持ちになり、二度と一緒に食事をしたくないと思いました。
ともすれば二度と会いたくないと思い、それ以降は遠ざけております(^_^;)
それは本当に相手の立場を馬鹿にする行為だし、料理を作ってくれた人にも失礼だと思いました。
先ずは食事に集中しながら、合間に会話すれば良いと思っています。
でも結構、食事中にカメラは別としていじる人多いのです。接遇マナーの講師をしている友人でもそんなことがあって、かなり落胆したものです(T_T)
東京の某ミシュランレストラン、私も懇意にしているシェフがあるブログで、同様のことを綴っていました。
やはり調理時間などや他多くのお客に最大限に美味しい料理を提供したくても話に夢中になって進行しないと云うことが多々あるようで・・・美食のレストランではある程度食べる私たちもマナー(思いやり)を持っておきたいと思うのです。
それこそが作り手への敬意であり、またそのお店を選んだ自分の誇りでもあります。
大げさなことのようですが、大事な事だと思います。
共に食事した久しぶりにお目にかかったマダムから
「食事は本当に美味しいものを味わいたいわ。B級であれ口にする物は絶対に美味しいと思うものでなければ・・」
食に対して常に貪欲な私ですが、美食家の友人や知り合いとの時間が幸せでこれからも大事にしていきたいと思うのであります。


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