世界でたったひとつのMy Bag Ⅰ ― 2016/01/17
昨年秋、出逢って17年のお付き合いのあるイタリア・フィレンツエの工房を7年ぶりに訪ねました。
目的jは、ビジネスに拍車を掛けるためです。
パリとセットで頻繁に訪れた都市フィレンツエは世界でも有数の美と芸術の都!
世界遺産に登録された都市でも有名ですが、ルネッサンス発祥の美しい街並は相変わらず魅力的な街でした❤
パリ経由で移動して疲れていましたが、今回は観光ではなく工房に行く約束もあり、2日間、実質、1日半だったので、到着するや否やDuomoに。
映画「情熱と冷静のあいだ」で日本で有名になったDuomoの頂上へ
お天気にも恵まれ、気温が低いと聞いていましたが、コートは必要ないほどでした
(*^_^*)
さて、目的の場所に・・・
残念ながら創始者Silvano氏は1年前に逝去されました(T_T)
今はお嬢さんのAlessandraとその夫で工房とお店をまもっておられます。
私自身はずっとAlessandraとのやりとりできました。
創始者のSilvano氏と最後にお会いしたのは実に10年前になるでしょうか・・・
最初は、交渉でしたから、注文取引を始め、2度目の訪伊で工房を案内していただきました。
モエヘネシーなどの傘下に入ったブランドとは違って、大量生産ではなく職人の神様として皮革のメッカ、トスカーナに君臨し続けた生粋の職人さんでした。
グッチも時代の流れに音を上げて結局グッチ家は崩壊しました。
今はご存じのように他のオーナーによって支配されていますね。
イタリア人はもちろん、世界中のセレブリティーがここでなければならないというように自分の為にだけ作製された鞄をオーダーします。
イタリア貴族、サッチャー英元首相やフェラーリ会長などなど、質に拘る面々が顧客に名を連ねています。
こちらは英国でクラフトマンシップと称賛を受けた記事の内容になっています
久久に工房へご案内していただきました
お店の中のドアを幾つか開けて行くと・・・
建物自体も歴史を感じるほどに息を呑みます・・・
トスカーナでも職人さんが激減していますが、こちらには優秀な職人さんがパーツに分かれて丁寧な作業をされていました。
なので、生産量は僅かです。
丁度、こちらのオリジナルの新作を発見!
色も大好きなコンビネーション
早速に手にとってみました
2WAYです(*^_^*)
この様に薄着でもコートの上からでも素敵な演出ができるお洒落なBAGです!
こんな色のオーダーもありました
これまでのバッグと同様にLining(内側)の色も選べます
こちらのLiningはピスタチオグリーンで可愛かったです!
パープルのタイプのLiningはパープルで外側に併せて素敵でした❤
作りも手が込んでいて流石はハンドメイド感が贅沢な作品でした
2WAYバッグですが、軽くて革の質感もよく、洒落ています❤
大人リュックが欲しいなあ~と思っていましたが、必要な物は十分に入りそうで
Excellent!
但し、斜めがけは流石に長すぎてNGでした。
なので、バックスタイルとショルダーの2WAYです(*^_^*)
最新鋭機の機械で細部の調整。
私がこれまでに見たイタリア製皮革のうん十万円もするバッグでさえ、害のあるボンドを使っているのをよく見ました。
こちらは一切有害なものを使いません。
また、トスカーナで加工、なめした最高品質のレザーを使いますが、繊細なのに傷つきにくいと言うのが特徴なので、贅沢なものでも気軽にデイリーユースとして使えるのが好評を得ています。
工房の皮革のストックしているお部屋も案内していただきました
カラフルな色に興奮しました
お店に戻って、お財布を物色
Simple is the bestという感じ
こちらはMens
シャネルのお財布もボッテガベネタのお財布もふファスナーが直ぐに切れました
(>_<)
高いばかりで名ばかりのブランドのお財布は卒業します!
持った瞬間に皮革の質の柔らかさが手に馴染み即決。
何より大きすぎないのに容量がある最適なサイズでした(*^_^*)
小さめのシャネルのバッグにも丁度良いサイズに収まりました(^_-)V
お財布のオーダーは3コ以上から承ります。
1つの注文だけでは職人さんの仕事にはなりませんからね(^^;)
次回のオーダーにとてもより良い作品を幾つか発見して、最後にAlessandraと(*^_^*)
次回のフィレンツエが待ち遠しいです・・・