悲しい結末と愚鈍な人々2022/07/21

先日所要で東京へ~
私には珍しく雨天の旅・・・・
それもそのはず。
衝撃的なニュースで日本、そして世界を震撼させた事件が起きた数日の東京、奇しくも最期のお別れの日に・・・

二度目のホテル、今一番だと思われる日本固有のおもてなしが詰まったホテルにもう一度(*^^*)




何と!未だ二回目だというのに更に広いお部屋にアップグレードしてくださいました!(^^)!
通常のお部屋も都心の一番良い立地にあるにもかかわらず広いのですが、、、写真ではその広さが分かりにくいのですが、クローゼットも畳2畳分はあるかと。
大都会東京を見渡す大きな窓!




お部屋に入るや否やカーテンを開けると・・・
上空は数多のヘリでいっぱい!防音ガラスなので殆ど音は聞こえませんが、、、よく見ると右手向こうの国会議事堂の上空に向かっていました。そう正に最期のお別れの瞬間に私はホテルにチェックインしたのでした・・・
一瞬にしてとても悲しいフラッシュバックが・・・
やはり名の知れた政治家だった親戚の叔父の悲劇・・・
暗殺ではありませんが、とても悲しい結末を迎えました。
もう随分前ですが、東京に住んでいたので叔父の家に両親と一緒に弔問に。叔父の多くの友人、文化芸能、そして政治家などの著名人がひっきりなしに。家族は悲しむ間がないほど忙しそうにしていました。2~3日後は告別式でその後、叔父のご遺体と一緒に国会議事堂のご挨拶に。皆多くのお仲間が見送りに立って下さっていました。
叔父は何不自由ない資産家に生まれ、東京大学法学部を優秀な成績で卒業し、検察、弁護士を経て当時の大物政治家の秘書から政治家に。彼が政治家になるために、私の父が多くの支援(お金ではない)をしていたので、叔父の最期に父が一番落胆していたように思います。希望と未来、そして多くの改革を見据えていた叔父の悲劇は一瞬にして築き上げたものが全て失われた・・・
政治家であっても、著名人であっても死ぬときは一人の人間です。
人は死を迎えた時に、走馬灯のように歩んできた人生を垣間見るのではないかと思います。その人の人としての本当の姿・・・
一般の人々には外側しか見えていないでしょう・・・
残念だなと思ったのは、SNSで告別式などの遺影を写した故人の写真を利用している人・・・とてもデリカシーがないし、とても恥ずかしい行為だし、身内だったら憤りを感じるものです。
父が良く言っていたのはお墓やお葬式、故人の写真を直接知り合いでも撮ってはいけないと。
今はそれをSNSで挙げてしまう人が多くて愚かだと思います。
悲しむ行為を見せつつ、故人の遺影の写真を平気でSNSで利用するのは慎むべきなのですよね(TT)
何だか面白がっているようにしか・・・
幸いにも私の友人にはそういう人一人もいませんでした。

叔父が大阪のホテルの後援会に来た時にはとてもはつらつとしていて、その時に一緒に撮った写真を見るたび、
「どうしてもっと楽な道に進まなかったの?何もかも恵まれていたのに・・何故、敢えて茨の道に進んだの?」
男前で高学歴、頭も切れて、資産家・・非の打ち所がない・・・

私が思ったのは政治の世界には出過ぎてもいけない、嫉妬妬み魑魅魍魎とした世界だということ。
それから中途半端ではだめ!ある種の覚悟が必要なんでしょうか・・

東京の空はどんより、その後は雨でしたが
叔父の時と全く同じ。私も、もちろん家族や多くの人が悲しみ天に反映した瞬間でした…


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