最期のお別れ・・・2022/09/15

CNNでLIVEで女王の葬儀の模様を拝見しながら、遠いお方でお会いしたこともないのに涙が溢れてきます・・・
なので英国民の悲しみはそれはそれは大きいと思いました・・
70年という長い年月の間に喜怒哀楽を誰よりも経験したのではないでしょうか。
また彼女には趣味もありますが、それは競馬!
私が英国に40日間ほど滞在していた先のファミリーのお嬢ちゃん、EMMAがまだ12歳なのに馬が大好きで一緒に郊外のシルクカットという馬術の大会に行きました。その時に露店には様々な馬具が売られていてEMMAが楽しそうにその馬具を選んでいる姿を見て、英国は何て粋で豊かな国なんだろうと思ったものです。

エリザベス女王が競馬で自身の馬が勝った時の興奮している貴重な映像も拝見しました。
元々快活な性格なようですが、その瞬間は素の一人の人間らしい表情が印象的で親近感を覚えます(*^^*)
そんな彼女ですから正に国民に寄り添う姿勢で女王として、英国の母として尽力されてきたことがよく分かります。





昨日ひとしきり泣いたように雨天でしたが、最期のお別れの日は晴天になりウェストミンスター寺院までの王家の行進と共に女王の棺は滞りなく寺院まで運ばれました。本当に凄いことです!
ちょうどご逝去された日の締めくくりにのように美しいダブルレインボー🌈まで架かったのですから❤
私事ですが、東京にいた私がきっちり遠い実家の父の最期を看取ることができましたが、父が亡くなったときは晩秋でとても気温が低く寒い時期でしたが、何と!インディアンサマーのような真夏のような暑さになり、その時に「パパは無事に魂にになり天高く舞い上がった!」と思ったものです。
告別式は家族や友人知人がとても悲しくて、私も涙が留まらず・・・
その気持ちを表すかのように激しい雨が降りました。
お天気と人間の魂とどこかリンクしているかのような・・・
今回の女王のご逝去で明確になりました(*^^*)

どんなに頑張っても長い歴史の中で裏打ちされた英国のような王室は唯一無二のもので、表面的に追いついているようでアジア圏はまだまだだと思うことがたくさん・・・

もちろん日本には世界に誇れる固有の素晴らしい天皇制がありますし、とても大切にして守るべきものと思います。
どこかの国は個々人の欲に溺れ、権力者に媚び、国民を守れず王家が崩壊してしまうことになり哀れな歴史もありました。

それから最後に国葬とは・・・?!
英国の女王の国葬が執り行われても日本の政治家は目が覚めないの?
今の日本の国葬は小学生でも疑問に思うことでしょう。
また単に批判するコメントをSNSに掲載する人々も問題で、云うが易しで、反対なら真っ向から行動を起こすべきだと思います。
批判するよりも「無惨に亡くなった元一国の首相自身はこんな惨めな議論にさらされるよりも内内だけの葬儀で良いと思うのですが。」という表現者は中々見当たりません。ただヒステリックに物言いは平行線だと思います。
或いは国民を含め、有志で作る葬儀がどれだけ美しいでしょうか。
議論すればするほど死してもなお故人への疑念が深まり、栄誉が傷つけられるのはどうでしょうか・・

美しい国、日本・・・と豪語された故人の言葉が本物なら
彼は国葬は望まない、望まなかったと思いたいですね・・・
突然の死を迎えたので遺言は想定外でしょうが
英国の名首相サッチャーさんは遺言に「国葬はしないように、無駄な税金は使ってほしくない」と言い残していたそうです・・・

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