2番目に美味しい四川汁なし担々麺2011/05/30

夏になると決まって食べたくなる四川料理・汁なし担々麺。
この料理にはまったのは、日本において四川料理のパイオニア、陳健民さんを継承している陳健一さんの「赤坂・四川」でいただいてからです。
それからあちらこちらのお店で汁なし担々麺をいただきましたが、他の料理はいけてるのに、味が濃すぎたり、麺がモサモサしてタレとの相性が悪かったりと、満足のいくものは「赤坂・四川」以外ではありませんでした。勿論、まだ未開のお店もあるのでしょうが・・。
四川料理はただ辛いと思っている方も多いと思いますが、実は繊細で、複雑な味のバランスが要求される料理も数多くあります。
中でも陳健一さんの料理は計算され、丁寧に調理されているのがよく分かります。

試行錯誤の上、自分で納得のいく汁なし担々麺を作ってみました。
芝麻醤ではなく、京都のへんこまさんの練り胡麻を使います。
更にフォアジャオ(花山椒)を少しふって味に深見をつけます。
特に冷え性の方にはオススメのスパイスです。
今では我が家の看板メニュー?です (*^_^*)

麺の下のごまだれを麺によく絡めていただきます。
本当に飽きない料理です♪




ポイントは白ごまペーストとラー油です。
麺は当然、この料理の命ですが、同興楼さんのがピカイチです。生憎、いつものスーパーには売り切れてありませんでした。
似たタイプの細麺があったのでそれを使いましたが、中々相性が良かったです。(^_-)V
ラー油は逆立ちしても巨匠の味には叶いませんね。

~こぼれ話~

地元神戸の事なら何でも知っているマダムから聞いて教えてもらった同興楼さん。
同興楼の餃子の皮も神戸中のお店に卸しているほど美味しい皮です。特に水餃子に合っている皮で茹でてもコシのある触感がGOODです!
三宮に出かけたとき、「今日は水餃子!」と思ったら急ぎ足でお店に向かいます。早くに閉まってしまうので・・。
韓国のマンドウも皮を手作りしますが、面倒なときにはココの皮に頼ります。
レッスンでマンドウ&トック(韓国料理)を紹介したときに、使いましたが、生徒さんに大受けでした。
そして、マダムから麺もオススメだと聞いて、おじさんに尋ねたところ、売り物なのに、一度試してからで良いよと言って、2つ分けて下さったのです。凄い優しーと言うか、私は業者単位ではないのに、太っ腹です!!
少量だけ関西のIkariスーパーに麺が置いています。