日中国交正常化50周年と人種差別2022/08/24

最近、とても興味深い記事を読んで一人感動していました。
本当に知らないことがたくさんあります・・・

今年で日中国交正常化50周年になりますが、今はとても正常な国交とは言えず色んな問題を孕んでいますね。
日本だけに限ったことではなく世界中で中国、正確にはくまのプーさんの動向が注目視されています。(🐻プーさんごめんなさい(>_<)
現在はロシアの憎きプー!も甚だ問題の山積みですね(TT)

さて、興味深い記事とは国交が揺らいでいた時代に素晴らしいお二方の友情と逸話が書かれていたものです。

先ず、民間レベルで命がけで日中国交に勤しまれた全日空2代目社長岡崎嘉平太先生。




奇しくも私が入社したばかりの新入社員研修所に先生がご講和にご来所されました。
僅か50名ほどの私たちのために貴重な講和を賜りました!
当時、御齢80代後半でしたが長身でスラリと背筋が伸びて活舌も良く、立ったまま2時間!強靭な体力です。
まだ社会経験が乏しく世間知らずの私にはお話の内容は難しく、理解できるものではなかったけれど、国の援助に頼らず民間の航空会社を立ち上げた偉大な人物のお一人さまでした。そんな先生のお話を賜れること自体に感銘を受けておりました。
そして、先生とご縁が深い国家主席・周恩来氏との関係がとても素晴らしく逸話の一部を抜粋しております。




日本の大学にも留学されており、勤勉で且つ、他国を知る努力をされ見聞を広げられたようです。東京の明治大学に留学されていたそうですが、神戸や京都にもお越しになられていました。

中国の政治に関してもプーさんに関しても全くもって共感できるものはありません。
しかし、歴史や文化を紐解くと、例えば日本の茶道の原点は中国です。焼き物茶碗も中国なのです。
フランスの国王や貴族階級の古城に行くと必ず中国の磁器が展示されているほどですからね。
いつか茶道の先生が、「歴史的に見ても美術品の原点は中国なんですよ。だから中国が親であり、韓国と日本は兄弟みたいなものね。みんな仲良くが一番なんですけどね・・」と。

逸話はたくさんありますが、個人的に興味深い記事を抜粋しました↓




中国や韓国もいつまでも古い歴史を引っ張り出して事あるごとに日本への攻撃を行ないます。
確かに戦時中の出来事は避けては通れない歴史のひとつです。
潔く謝罪する人も、過去のことを水に流し建設的になる人は寛容であり偉大だと思います。そしてそれは勇気ある行動だと思います。
でも現実は中々そういうことが言えない。何故か、国民の反応が怖いからでしょう・・・
周恩来氏も自国民からも非難されたようですが、彼は一国家のリーダーとしてぶれることなく自身の発言を撤回することなく進んだ真のリーダーだったのですね。
リーダーが国民の顔色を窺ったり、いい人ぶるのが今のリーダーに多いように思います。
周恩来氏のようなリーダーがいたことを中国の真っ当な国民も思い返してほしいですし、彼の意志に倣ってほしいですね。


よく映画化されたり、ドラマ化されるほど清王朝最後の皇帝のSTORYはとても悲しい実話でした。
時代の波に翻弄されるわけですが、周恩来氏は皇帝と弟や家族を憐れみずっと見守り続けた人情味溢れるお人柄も窺えます。



ちょっとこの話には流石に笑笑笑
正直、この記事を読むまでは・・・
そんなに問題がおありでしたか( ;∀;)
英雄色を好むと理解しておきましょう~



あまり派手にクローズアップされませんが、政治とビジネスを超えたお二方様の友情と信頼関係に感動させられました。
本当の友情とは互いにストイックで物事を考えつつも互いの思いやりといずれも人としての温かさをとても感じます。
そして、私はいろんな貴人さんに出逢った共通点があります。
彼らは育ちが良いこと。資産家で恵まれた環境というのではなく、物事を世界規模で案じながら、即行動をする、柔軟な思考と心の豊かさです。
ロシアのプーチンは不遇の環境で育ったとはいえ、やはり自己中心、劣等感の塊、底なしの欲深さと挙げたらキリがないほど彼らとは真逆の人間です。
岡崎嘉平太さんのような歴史上の偉人さまにお話を賜ったことはとても幸運でした。こんな機会は本当にありませんから。
また父と同じ郷里の兄のような存在で大学総長であり、大臣を務められた先生と過ごす機会が度々ありました。その時に私にも分かりやすく低姿勢でお話をしてくださいました。
今となっては財産です。
本当に父にも、先生にも会いたいです・・・・(TT)

母が意見を乞う人が居なくなってしまって寂しいと呟いていましたが、先人の話はとても大切なことだったとしみじみ・・・

不穏な世の中になっていますが、怪しい宗教に頼らないように明確な道しるべを表示できる偉大なリーダーが現れるのを願うばかりです!



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