悲哀の花・・・2022/12/08

この季節にこれまでより多くの悲報

今年半ばにも2つの訃報を知って・・・
中でもお会いしたことがあり、またお世話になった方々。
同僚のお母上様とお父上様。
同僚曰く、もうこればかりは仕方ないから気にせずにと・・・
確かに、友人同士でももうお互いにそこはスルーしておくしかないでしょうし、かえって気遣いさせてしまうことにも。
それでも個人的には特別な思いがある方には送りたいと思うものです。
私の父が亡くなった時にもお香典は全てお断りしました。
父の遺言通り、地味になるべく内内でとのこともあり、海外からの参列もお断りしました。
もちろん中には寂しく思う人もいるかもしれません。また父は家族の心配もあったのかもしれません。無数の人が来てくれるのは嬉しいですが、対応はそれなりに大変になります。母のことも案じていたのでしょう・・・
しかし、やはり幼馴染の親友は私の実家に飛んでやってきてくれました。旧知の仲の友人の訪問は素直に嬉しかった。
幼児期から大学まで一緒だったので、互いの家族を知っていることもあり、彼女の訪問は本当に励みになりました。
そして、とうとう幼馴染のお母上様が他界されたという喪中のはがきを受け取ることに・・・悲しくて寂しくて・・・
とても美しくて明るいお母さまでした。
幼馴染は大和撫子を絵に描いたような美人ですが、美男美女のご両親様の正に遺伝。
お家にお邪魔した時にもいろいろなお話で和気あいあいと・・・
懐かしい幼児期の話になったりと一瞬にしてその頃にワープしたものです。
ここ数年は互いに忙しく疎遠になっていたとは言え、他界されて既に数か月が経っていました。本当に申し訳ない気持ちでした・・・
彼女も連絡する間がないほど多忙だったと・・・
私が想像を絶する時間を過ごされていたようです。
どうか気遣いなしでね、来年に会いましょうと言われましたが、
その日にご近所のお花屋さんに駆け込みました。

「とても大切な、格別な方へのお花です。よろしくお願いします」とお伝えしました。

本当はお家に持っていきたかったけれど、彼女のお家の滞っていた外壁の工事が始まったとのことで仕方なくお花を送ることに。

ちょうどカサブランカの様なほんのり色が付いた大輪の美しい百合がありました。まるで故人のイメージをそのままの・・・
お花屋さんから送ってくれた写真です。







幼馴染のYちゃんもとても喜んでくれました。
お母様にもお疲れさまでした。ゆっくり天国でお休みくださいと唱えました。(合掌)

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