隠元禅師に導かれて2009/06/08

隠元禅僧に導かれて。。 4 月末、ANAのスカイクーポンの期限が迫っていたので、急遽、長崎行きを決めて出かけて来ました。仕事で幾度と行ったことがあるのですが、実はプライベー トでは初めてで市内は1度しか行ったことがなかったのです。久々に市内を観光したくなったのと、主人は長崎には行ったことがないというので初めて訪れるワ クワク感を味わいに行ってみました。
丁度ゴールデンウィーク前だったので人もさほど多くなくゆったりと過ごすことが出来ました。
私は今、神戸に住んでいるので街並みもさほど変わらないと思っていたのですが、長崎にしかない情緒溢れるとてもロマンチックな街でした。また、神戸同様、 異人たちの手で施された素晴らしい建物が数多くあり、タイムスリップしたかのように時間がゆったりと流れ、港からの風を受けながらボーッと過ごすことが出 来ました。旅先では常に多くのものをこなすべく忙しい時間を過ごしているので、この長崎での旅は久々に心身を浄化させるにも役だったように思いました。
長崎にはグラバー園や唐人街と言う中国人が住んでいた一角があり、改めてここ長崎は西洋、東洋の文化発祥の地と言うのが分かります。
そう言えば、私の料理レッスンのベジフルSTUDYでは野菜の歴史に触れますが、ここ長崎にオランダなどから伝えられたとよく話しています。鎖国制度がな されるまでは長崎を通して様々な食材などが入ってきていたんですよね。
西洋の建物のみならず、ユニークなお寺が沢山あり、散策を兼ねてお寺巡りをしました。中でも建物に特徴がある興福寺というお寺に興味をそそられていまし た。向かっている途中、何故だか急に主人にうんちくを語り出したのです。どうしてこの話題が出たのか私にも分かりません。「ねえ、インゲン豆はどうしてイ ンゲンって言うか知ってる?」「さあ?知らないけど」と主人。そこで「それはね中国の明から隠元禅師という方が日本に持ち込んだからなのよ~~~。」「へ え~そうだったんだあ!!」ちょっと得意げな私はやっと目的地の興福寺に到着。そして、お寺の案内板を見て読むと、何とそこには隠元禅師のことが書かれて いるではありませんか。何という偶然でしょうか。彼が興福寺の住職に任命されたと。ここで再会出来るとは不思議な気持ちになりました。これもまた偶然は必 然のひとつだったようです。
またウチに戻って改めて隠元禅師の詳細を探してみました。「まだまだ修行が足りないようだね」と忠告されたようで、苦笑しながら彼の生涯について読み返し ました。確かに興福寺の事が書かれていました。京都にも彼ゆかりの万福寺があるそうなので、次回はそのお寺に行ってみようかと思います。
年中出回っているインゲン豆ですが、本当の旬は5~8月です。インゲン豆にも深~い歴史が刻まれているんですよ!!

~食情報~
*お箸でいただけるワイン通にとっておきのお店
 美綵味 ヴィ・ ザ・ヴィ 095(826)0562
変わったお野菜を取り入れていましたし、何と言っても地元産の新鮮なお魚料理を堪能できました。また調理法も凝っていたので味もGOOD!!ワインのセレ クトも良かったです。

*歌って踊れるイタリアンシェフ???
 美綵味 ヴィ・ ザ・ヴィに置いてあったお店紹介の小冊子に「歌って踊れるイタリアンシェフ」のいるスイートマージョラムと言うお店が紹介されており、そこの伊勢エビのパスタが美 味しそうだったので翌日のランチに行ってみました。
と~っても美味しかったです。しかもパスタは手打ちでした。伊勢エビのソースやミソの絡みががよく、味も絶妙に加減されて絶品でした!!

スイートマージョラム 095(821)3700

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