TOKYOでMONACO2012/05/19

久々の東京に行ってきました。
とてもタイトなスケジュールでしたが、充実した、また予定外のプランも入って食いしん坊な私にとってHAPPYな東京の旅になりました。
17日には帰らなければならなかったので、BEIGE AlainDucasse TOKYOのイベント参加は諦めていました。でもどうしても総支配人にお会いする所用があったため、話をしている内にイベントに参加してはどうかと提案がありました。
それでランチタイムに参加することに。
今回参加したスペシャルイベントは

~Les Rendez-vousCulinaires “Monaco / Paris / Londre”~

第1回 5月17日(木)~20日(日)
来日シェフ: フランク・セルッティ
モナコ「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス」エグゼクティヴシェフ
フランク・セルッティ氏

モナコ屈指のHOTEL DE PARISの中にあるLouisXV AlainDucasseのエグゼクティブシェフ・Frank Ceruttiの料理が堪能できるイベントでした。
ランチにディナーメニューも堪能できますが、流石に11:30~のランチには控えました。でも試せるなら試してみたかったですね。。。
戴いた内容は以下の通りです。


5/17 DEJEUNER

まずはオリジナルシャンパンから


パンバーニャとズッキーニの花、ズッキーニ、アーティチョークをプリントさせた野菜のパート


アートフルなパート



リンゴを発酵させたミニバゲットと野菜たっぷりのパン




付き出しにモナコの定番、ニース風のサラダたっぷりのプティハンバーガー



この日のメニューに併せたムルソーをチョイス



こちらは珍しいギリシャ産のワイン



リコッタのニョッキとモリーユ茸・・



鎌倉産のグリンピースのスープをたっぷり



このひと皿はモナコと鎌倉の融合した新しいメニューの完成ですね
緑は新緑の季節にピッタリですが、身体にも優しい凄く美味しいひと皿でした




アスパラとモリーユ茸のラビオリ。今回ほどモリーユ茸を堪能できたことはありません。茸マニアでもありますが、モリーユ茸独特の食感と風味を存分に味わえました。




メニュー表には日本海産のスズキでしたが、愛知産に変更と丁寧に食材を教えて下さいました。
極限まで魚の美味しさを追求するために、直前にスペシャルな温かいジュース(煮汁など)をギャルソンがサービングしてくれます。




さあ、デセールのオンパレードです (*^_^*)
レモンタルト、ピスタチオのマカロン、イチゴとカスタードなどのプティフール
本来量を食べられない私でも全て完食。レモンの酸味が爽やかでピスタチオは大好きな食材で全て甘さ控えまで味はしっかりでした。



何と!無類のリュバーブ好きの私にとって斬新なデセールで(*^_^*)
リュバーブ特有の酸味がたまりません。ビタミンCたっぷりの食材です。
上に載っているのはイチゴのグラニテ。甘すぎず、イチゴそのものを食べていると錯覚するほどフルーティーでした!



これまたリュバーブのグラス(アイスクリーム)でこんなに美味しいのを食べたのは初めて!



LouisXV25周年記念のモナコから空輸されたチョコレート
中身はレモン味でキュ~ンとなる味わいでした。



まだあります、出来たてのプティマドレーヌをいただきました。
今回、実に7種類のデセールをいただいたことになります。
でもひとつひとつに作り手の思いが感じられるほど、素材を感じる味で食後は幸福感でいっぱいになりました。
これ以外にお土産にも菓子をいただきました(*^_^*)


偉大なる指導者2012/03/27

3/25(日)は京都イタリアン・キメラのピアノディナーコンサートに参加しました。
前から気になっていましたが、中々予定が合わずに遂に実現。
有名なピアニスト、横山幸雄さんのお店でもあります。
身近で横山さんのピアノ音楽と旬や食材を厳選した美味しい料理、そして選りすぐりのワインやシャンパンを愉しめる極上の会です。
京都の先輩に連れてきていただいたのが、1昨年前。
骨董品のような趣のあるピアノの演奏者がその時には横山幸雄さんとは知らなかったのです。
バッハ、ドビュッシー、ショパンのかなり重いテーマの演奏をしっかり間近で拝聴しました。
この日はギリギリに行って後ろでと思っていたのですが、スタッフの方に最前方のソファー席にお座り下さいと案内され、断れずに言われるがままに(^^;)
お陰様でどっぷり横山さんの音楽の世界に身を任せていただきました。
この日は大きなコンサートの後でしたが、渾身の演奏に感動しました♪




私は音楽はジャンル問わず全般的に好きですが、うんちくをを語るほど詳しくはありません。
しかし、良いものは良いですね!!
横山さんという方が盲目のピアニスト辻井くんを指南された方だというのは案外知られていません。
横山さん自身も広くは知られていません。それは派手な宣伝をされていないからでしょう。ですが音楽に精通されている方にはよく知られています。真の芸術家の証しですね。業界では「私が~を立派にした」と言うように3流の発言をされる有名な方もいらっしゃいます。(-_-)恥ずかしいですね。
横山さんはアーティストとしてご自身の音楽に力を注ぎたいところだったでしょう。でもご自身の事より、大きな世界でのコンクールに参加する新たな有望株の辻井くんの為に徹底した指導をして尽力したそうです。
芸術の世界ではとかく新しい才能あるものも地中に埋もれてしまうと言う現実をよく聞きます。私たちの知る世の中に出る前に閉ざされてしまうのです。本当に悲しいですね。
でも辻井くんは素晴らしい恩師、佐渡裕さん、そして横山幸雄さんという方に出会ったのは正しく「偶然は必然」と確信しています。
純粋に音楽、ピアノを愛する心がそういうめぐり逢いを果たしたと私は感じています。
これは音楽の世界に限ったことではありませんね。
音楽観もさることながら、横山さんの人柄の偉大さを感じます。
素晴らしい時間に感謝でいっぱいのひとときを過ごすことができました。
ちなみに私のメロディーコールは辻井くんのリストの愛の夢です♪

料理以外にワインエキスパートである横山さんが選りすぐりのワインを存分に楽しめましたし、ご本人の熱い演奏を目の当たりに出来るこの会は極上の時間だったと言えます。

今回の料理はロワール地方から取り寄せた旬のホワイトアスパラと城之崎のえびなどでした。
7年物のサザエも歯ごたえ味共にしっかり堪能できました。









シャンパンも最高に美味しかったですが、白ピュリニーモンラッシェ1er Cru,
そして、赤ニュイサンジョルジュ1er Cru2006は最高に美味しかったです(*^_^*)
ワイン好きな私たちにとってワインだけでも大満足でした♪



晩白柚(ばんべいゆ)とせとかなどの柑橘を・・・



チーズと蜂蜜の濃厚なグラスに添えていただきました。
柑橘類の爽やかさがサッパリとして美味しかったです。



野菜たっぷりスパイシースープカレー2011/03/25

春らしい暖かさにはもう少し時間が掛かります。
まだ空気が冷えるので、身体を温め、栄養たっぷりのスープカレーを作ってみました。
ポイントはスパイスです。
難しく考えないで、基本のスパイスを調整して入れることと、タマネギを炒めるときに香味野菜(生姜・ニンニクの摺り下ろし)とスパイス(コリアンダーパウダー、ターメリック、チリペッパー、クミンシード、カルダモン、シナモンパウダー)を炒め、骨付きチキンと共に煮込みます。
野菜はカリフラワー、人参、アスパラガスなど冷蔵庫にある野菜を使ってOK(^_-)! カブなどの根野菜はオススメです。
ガスひとつで多くの食材を最大限に節約して、栄養たっぷりで身体の芯まで温まる逸品料理が出来ます!

スパイシー料理は活力が出てきます。
カレーは万民に人気のある料理ですが、韓国料理もトウガラシを使う料理が多く、生きる活力を与えると言われている薬食同源をうたっています。
スパイスは特に分量に注意すれば、様々な料理の応用に使えます。





何とも風味豊かで食欲をそそるスープカレーが出来ました!!





付け合わせはキタアカリをグリルして、オリーブオイルとレモンと塩でいただきます。
シンプルですが、ビタミンCたっぷりで健康食として最適です(^_-)






一時、お米の買いだめの風評被害が、、
私はご飯大好きですが、お米に頼らずに美味しく、栄養たっぷりのメニューを考え、知恵を働かせて食の在り方を改めて考えます。
カレーにはパンやナンも合います。

この料理は気がつくと、美容にも健康にもGOODで、元気になれます!


栄養たっぷりパスタ2011/03/24

日本は震災の影響で風評被害が蔓延しています (T_T)
昨日、関東の水道水に放射線物質が微量であるが、検出されたなど・・
関西でもお水を買い占めるように、東京でも当然ながらあっという間に飲料水が売り切れてしまったと妹から聞きました。
本当にもっと大きな災害になったら皆どうするのだろうかと不安になります。
負の連鎖が起きないよう、皆が前向きに真剣に国の事を考える時期に来ているのだと思わなければなりませんね。
被災して家族まで失った方々が、復興の為に力強く心をひとつにしていることが非常に感銘を受けました。

普段から節電、節水を心懸けていますが、改めて資源の大切さに再認識させられます。
原子力事故の為に多くの農作物も被害に遭いましたね。
農作物は手間暇かけられて出来た産物です。

改めて農産物の重要性を感じて、ひと皿で多くの栄養がたっぷり詰まったパスタを作ってみました。そして元気の源は「食」です!
与力のある私たちは身の回りの食材に感謝して、創意工夫をして料理を作っていきましょう!!

食物繊維、ビタミンCたっぷりのアスパラガス、リコピン、カロテンの宝庫オリジナルトマトソース、カルシウムたっぷりのアミノ酸食品、パルミッジャーノレッジャーノチーズ
タンパク源の豚挽肉のミートボール
エキストラバージンオリーブオイルを仕上げにたっぷりかけます




レストランウェディング♪2010/03/01

ラビュットボワゼ 東京の予報では雨続きでしたが、結婚式の当日は雨も上がり、明るい日差しが出てきました。
主役のHUSの親戚のお嬢さんはとても明るく健康的な可愛らしい花嫁さんでした。
とても爽やかなカップルで、温かい雰囲気の中での披露宴でした。
既にバリで式を挙げたようで、美味しいものを食べてもらいたいと言うことで、親族紹介を兼ねた宴でした。
そして、そのレストランもまた懐かしい場所でした。
私が東京に嫁いで間もない頃に、私の結婚式のアルバムまで作ってくれた同僚へのお礼にHUSにご馳走してもらったレストランでした。
一軒の日本家屋を改築したラビュットボワゼと言うとてもステキな佇まいのレストランです。
兎に角、料理に使われている食器の数々、、愛でているのも楽しいですが、お料理の美味しいこと!

宴を待っている間に、オーナーシェフから滅多にお目にかかれないほどの特大サイズの生のスズキがお目通しされました。



フランスでは鯛ではなく、やはりこの見事なスズキが親しまれていますし、私もサーモンに次いで大好きな魚です。
どんな料理に変身するのかワクワクしました♪
鹿児島の平スズキというそうです。



カトラリーは全てクリストフルで揃えていました。



前菜の盛り合わせです!切り子に入ったカリフラワーのムースにウニとアワビが沢山詰まってました。
早くもホワイトアスパラもお目見えでした。京鴨など全てに拘りの食材の数々で美しい盛りつけでうっとりでした!!
一緒に出された白ワインモンテュス、、赤はあまりにも有名で私のお気 に入りですが、白は初めて。バターっぽい味が濃厚なウニにマッチしていました!!



野菜とキノコのミルフィーユにフォアグラのポワレと贅沢にも冬トリュフとそのソースがたっぷりかかっていました。
春らしく蕗のとうのフリットが添えてあり最高の一品でした。



さあ、本日の本命!スズキの料理です。
私も特別な時に使う、パートフィロを使った春巻きのような料理でした。私もクリスマスレッスンで鯛を入れてビスクドオマールに浮かべた料理を作ったことが あります。次回はこのリゾットにも挑戦してみたいですね!!
スズキの身がぷりぷりとしていました。タイム風味とパプリカの味わいで十三穀米で作られたリゾットとの相性も抜群でした。



事前にチョイスしていた佐賀牛のホホ肉マデラ酒煮込み
お肉がと~っても柔らかく量も丁度良かったです。



付け合わせの野菜は私のお馴染みカリブロと紫イモでした♪



デザートはしっかりいただいてもお店オリジナルの焼き菓子は外せません。
マカロンも素材のフランボワーズの味がしっかり詰まっていました!!

毎回思うことですが、日本のシェフは凄い!と感嘆してしまいます。
想像力、発想力は豊ですね。食材たちもここまで手を入れられたら本望でしょうね。
今回も世田谷の住宅地の巨匠に感謝です。
招いてくれた新郎新婦にも勿論感謝でした~~!!

~My Favorite~

ラビュットボワゼ
http://shinsei-sha.com/labutte/

定休日:月曜日(祝日は営業)
住所:東京都世田谷区奥沢6-19-6
電話:03-3703-3355 FAX:03-3703-2233

※ウェディングパーティーなど、お気軽にご相談下さい。
・自由が丘駅(東急東横線、東急大井町線)より徒歩10分
・九品仏駅(東急大井町線)より徒歩8分
・田園調布駅(東急東横線、東急目黒線)より徒歩10分