旅行記3 ブルゴーニュを訪ねて ― 2018/07/14
旅すると顕著に思うこと・・・
お天気に恵まれることです
雨は降るんですが・・・タイミングが良すぎて・・・
知人が用意してくれた車で、暫くパリを離れることに
一路、美しい都市に向かいます
雨が降り出しました。目的地も雨なのかなあ～とちょっと心配・・
御世話になったアパルトマンにAu revoir・・・
アンヴァリッドから左へ
フランスのハイウェイは本当に気持ちいいのですが、特にRoute soreile気に入ってます(*^_^*)
最近は美味しいレストランが入っているSAがあって、日本のSAと違って本当に素材ありきで素晴らしいです。
偶然に、日本でも有名なブリドモーの有名な産地付近のSA
豚肉も有名なようで、ローストを食べてみましたが・・凄く美味しかったです！！！
目的地に向かうと、お天気が回復してきました
気温はまだ少し涼しさもあって気持ちいい風が吹いていました
さあ、目的地に近づいてきました
この林道が目印・・・
今まで気付かなかったけど、ハート型だったんだ❤❤
暫く、自分のことを振り返る時間がなくて、いつも何かに縛られていた自分がいました
この旅の目的のひとつ、もっと自分らしく自由に遠慮なく好きなように生きよう！と決めたこともあって、スッキリと心や魂を洗浄したいと思って決行したのでした
自分でも言うのはなんですが、本当によく頑張ってきましたから(^_^;)
こんな風景を見ると改めて気付きが欠けていたのかな？と思いました
量は飲めませんが、ワイン好きが高じてブルゴーニュに来たのはもう２０年前
日本人のコーディネータに案内していただき、村名クラスのワインをたくさん買って帰りました
今では２～３倍に跳ね上がってしまいました(^_^;)
食の都と言うだけあって、ブルゴーニュは本当に料理が美味しい！
このときに改めてｂ素材なんだと思いましたし、パリより、こちらで過ごす時間が多くなりました
今回で4度目になります！
リピートしている常宿、滞在先にようやく到着
ブルゴーニュ6泊の予定でこちらのホテルに連泊したかったのですが、私たちが此処を使い始めて数年の内に、ミシュランを獲得し、人気急上昇。
お目当てのお部屋は3日間しか取れず、あと3日はボーヌともうひとつの場所で。
他の滞在先も素晴らしいのでまた次の旅行記で。
ちなみにこちらのホテル、今年秋頃、レストラン、ホテルを拡大するために大改装をされるとか。
次回が楽しみです(^^)
天井が高く開放感あるお部屋
バスルームも広々と使いやすい！
このお部屋が気に入っているのは、テラスがあります
ここピュリニーモンラッシェは本当に花花が綺麗で、どこを歩いても絵になる素敵な村です
実のところ移住したいくらい、水も空気も最高です❤
先ずは夕食から
素朴な味わいですが、素材そのものを感じます
味付けも本当に丁度良いんです
クルジェット（ズッキーニ）の冷製スープ
日本で再現してみたくウズウズしました
こちらの白ワイン、素直に美味しい～～～～❤
もう7時なのですが、まだまだ明るいフランス
上品なゴールド色が美しい～
デザートは大好きなレモンタルトとフロマージュブランのアイス
何れもtre tre bien
彩りも初夏を感じさせる爽やか～～～
旬のいちごとチョコレートのデザート
こちらのチョコレートは絶品で、チョコレートムースも凄く美味しいんです！
日本のフレンチでは中々チーズまでいただくことがありませんが、こちらのようにカジュアルフレンチで量も好きなように選べることと、何と云ってもブルゴーニュで希少なチーズをいただけることで積極的にいただきます！！
山羊･羊系が苦手なので、全て牛系のものをお願いしました。
私の好みを一瞬で読み取られたかのように、何れも初めてのチースにも拘わらず最高に美味しくって感動しました。
女性のワインソムリエールとチーズソムリエールが常駐しています。
本当にプロ意識たかいなあ～と感心するばかり。
ミシュランクラスだと、食べる側も力が入ってたり、これはいただかなくちゃと思ったりする人も多いように感じます。
こちらのホテル、レストランを何度もリピートする理由は、純粋に食とワインを楽しめる場所だからです。
世界中からお客が絶えない理由だと思います。
オーナーの兄弟、ムッシュF
いつもレストランにふらりと現れます
今回、「あら？今日はいないのかなあ～」と話した直後に、現れたムッシュF
心憎い、時には危険なジョーク炸裂 笑(^_^;)
食後は決まってご近所を散歩
旅行記４ ブルゴーニュを訪ねて ― 2018/07/14
朝はこの１杯から
レストランではシリアルやハム、チーズ、卵、ヨーグルトなどたくさんありますが、お部屋食に
折角なのでテラスで朝食をとることに
秋は寒かったので、叶いませんでしたから
時間になると教会の鐘の音が・・・
村の中は本当に穏やかで癒やされます・・・
しっかり朝食を取ったあとは、畑へ
ご年配の紳士淑女の皆さま、バイクで旅を愉しんでおられます。
大陸の方は本当に人生を愉しむ方法をご存じ
素敵❤
私も晩年はこんな時間を存分に楽しみたいです
この辺りのワイン畑、名門ワイナリーに命を捧げた女性醸造家の慰霊碑
思わず手を合わせたくなります・・・
この場所は本当に神聖な場所です
自然と常に向き合っている場所ですが、数年前、車でブルゴーニュに向かう途中、酷い雨と雹が
そのとき、赤ワインで有名な畑の殆どが雹で生育途中の葡萄に直撃で大変な被害に
こちらは全くその被害がありませんでした
それは奇跡だったと言われた方が・・・
近隣の葡萄畑でもその場所の「気」の力なのでしょうか？
私もまたここに来る理由は、目に見えないエネルギーを感じることができます
しかし、改めて雲が近いなと思いました
大夏が来る前の空の変容も、そして風、土の薫り全て五感で目一杯吸収します
「Wedding?」と声を掛けてこられたご婦人
もっとラフな格好で来たかったのですが、この後、敷居の高いレストランへ向かうので白で清楚にしてました
彼女の名前はLUCE
ストラスブールからの旅で、街に車を停めて、１５キロ歩いてきたとか
わあ～凄い、お元気！
葡萄畑に限らず、街中の空気が汚染されるのはやはり一人一人の心がけ
葡萄畑に限らず、街中の空気が汚染されるのはやはり一人一人の心がけ
ホテルの前でバイクに乗っていた紳士淑女の皆さまもそういう意識が高いのだと思いました。
でも欧州圏の人は歩くのが大好き。私も同感です。
これから葡萄畑の丘まで目指して、ランチ、ピクニックをされるとか
羨ましい～～～
次回は私もこの辺りでピクニックしたいもの
旅行記５ ブルゴーニュを訪ねて ― 2018/07/14
念願の伝説の美食を求めて・・・
シャニーに地元フランス人を始め、世界中からの美食家が訪れるレストランがあります
ブルゴーニュ自体、美食の都市であまりにも有名ですが、プロからも一目を置かれているレストラン
もう１０年以上も前に、行く予定だったレストラン
タイミングが合わずに行けませんでした(T_T)
昨秋、そのレストランのカジュアルヴァージョンのお店に予約
理由は、ずっと食べ続けていたこともあり、限界に笑
メインレストランで食事するにはお腹に余裕がなかったのです(^_^;)
カジュアルといえども、量が心配でした。ある程度はオーダーしないとお店に失礼かな？と思っていました。お金を払って食べる客であっても、最低限のルールは護ってあげたいですからね～
と、そんな心配はよそにスタッフもとても感じが良く、好きなようにとお話し下さいました。
驚いたのは、メニューはシェアしたいのでと話していましたが、きちんとそれぞれにお皿に綺麗に盛りつけして出して下さったのでした。カジュアル店であろうと一流のサービングに脱帽～
パリでそこそこのお店に行くと、ド～～ンとひと皿で出てくることがありますが、流石！伝説のレストラン、カジュアルでも拘っているんだと感動しました！
そして、このレストランが高く評価されている所以はもちろん初代シェフの考え方と志ですが、素材が本当に素晴らしい！素材を大切にしていることなんです。当たり前のように思われますが、極限まで素材を活かした料理ってそんなにありません。これは私の個人の意見ですが。
実はレストランのオーナーシェフ三代目は現在はリタイアして、既に他のシェフに継承されています。
忠実に受け継がれてきた料理の哲学は、現シェフに継承されているので、今も堅実にこの地、シャニーで変わらない味を堪能できるようです。
前置きが長くなりましたが、いよいよメインレストランへ
ホテルも併設されています
次回はホテルに滞在して、夕食も堪能したいですね～
そう、ここももちろんルレエシャトー
とても落ち着いた空間
欧米人のお客で既にいっぱい
アミューズが次々に
何と８種類
一期一会の精神のように、訪れたお客の為に少しでも多種多様に旬のものなどを味わってほしいという料理人の誠意が伝わってきました・・・・
可笑しなことを言いますが、、、
料理を通してもその作り手の為人を感じる事があります
正に心や精神がギュッと詰まった・・・
世界中の美食家から愛される理由がここにあるんですね！！
最後のアミューズのスペシャリテ
ブルゴーニュ名物、ポーチドエッグのワイン煮
正直、あまり興味がない料理だったのでブルゴーニュで食べたことがありませんでした。
なので、こちらでお初！
可愛いウズラ卵で親指サイズで繊細、味も濃厚でありながら繊細
複雑な味でノックアウトされましたあ～凄い！
旬の白アスパラガスとグリンアスパラガス＆魚介のひと皿
初夏そのもの
美しい～
お口直し
旬のイチゴのデセール
ソースを注がれた瞬間イチゴ畑にいるようでした（❤❤）
リボンのように繊細なパートフィロ
手を加えているのに限りなくイチゴそのものを経験する素晴らしいデセール
日本の有名なシェフの口の中で完成するイチゴのタルトも大好きですが、こちらは更に進化したデセールですが、幸せな気分に舞い上がりました(*^_^*)
宝石のようなミニャルディーズ（小菓子）
食後はホテルラウンジやテラスなど見学させていただきました
何と食事中に雨が降ったようで、レストランを出た頃はすっかり止んでいました。
この時季、雷雨が多いのですが、いつも屋内にいるときや寝ているときに・・・
いつもどなたかが護って下さっているような・・・
感謝・・・・
