ローストビーフの巨匠2009/12/11

毎年、クリスマスレッスンには和牛のブフ・ブルギニヨンというブルゴーニュ地方の赤ワインを使った肉料理を作ります。この料理もそうですが、お正月やクリ スマスにはローストビーフも作ります。
いずれの料理もあの帝国ホテルの総料理長を努めた今は亡き、村上信夫氏のレシピに基づいて作ります。
私は料理を通して、今もよく思うことですが、人を見極める力もついてきたように感じます。
それは料理に対する思いやまた食に対する考え方が日々の人格形成ににも影響しているからと思うからです。
村上シェフがNHKに出演されていた映像を拝見したことがありますが、とても大らかで人生を楽しく過ごされていると感じました。今の時代とは異なって苦労 の連続もあったようですが、人柄の良さが全体を通して垣間見えました。
彼は偉大な料理人である前に偉大な人生の先輩と言うべきでしょう。そんな彼が作る料理のレシピを通して、心からその料理に感謝するほど美味しくいただくこ とが出来、身も心も癒されます。(合掌)


偉大なソムリエに感謝!!2009/12/21

シェ森田 福岡では必ず行くお店があります。
そのお店を知る切っ掛けは、3年前にワインにはまって運良くブルゴーニュに行く事が出来、その時に尋ねたワイナリーのひとつのネゴシアンのご夫婦が福岡の フレンチレストランに来られると言うものでした。
そのお店は、知る人ぞ知るソムリエの重鎮、日本ソムリエ協会理事九州支部長の森田英嘉氏がオーナーのレストランだったのです。
気取らず、好きなように食べ、飲んで楽しく過ごせるレストランです。
ワインに関しては言うまでもなく、料理のメニューも豊富でどの料理も素晴らしく美味しいのです!
また、オーナーでもある森田さんのお人柄がステキでウィットにも富んでおられ、ワインも料理もお客さまの要望に全て応えてくれます。
一人で行ったときにも忙しい最中でもお話しをしてくれたり、ワイナリーの写真を見せてくれたりととっても温かいおもてなしをしてくれます。
正しく、おもてなしを自然体で大事にされています。ちなみに普段は奥様はいらっしゃいませんが、3年前のイベントにはお手伝いをされていましたが、森田さ ん同様とても温かい優しい奥様でした!!
それにしても偉大なソムリエにワインをセレクトしてもらって飲むワインほど最高のものはありません。森田さんにステキな時間をいただいたことに感謝です!!

それでは今回いただいた料理の一部を紹介します。メニューは沢山あり迷いましたが。。

まずは白ワインを飲みたかったのですが、「好きな味のワインをどうぞ」と言われ果実味好みと言うと
アルザスワインを出してくれました♪



毛利大根のポタージュ
この日はクリーム系を控えたかったので、丁度生クリームを使っていなのと
変わった品種の大根にそそられました



カニのクリームのパスタ
こちらはクリームがしつこくなく、カニの風味が存分に楽しめました



シャラン産の鴨料理に併せて出してもらったボルドー系のワイン



シャラン産の鴨料理
骨の周りの肉がとても軟らかく、ジューシーで美味しかったです!



大先輩が頼んだチェリージュビレ
このチェリージュビレを見る度、自分の結婚式の時に緊張のあまり、チェリー好きにも拘わらす食べられなかった悔しい?思いが
甦ります(^^;)



私はエスプレッソプディングを選びました
紅茶のプディングはよくありますが、ほろ苦さが何とも言えず美味でした!



~こぼれ話~
ここではパンにバターかオリーブオイルを選ばせてくれました。
本当はバターが美味しいのですが、私はオリーブオイルを選び、先輩はバターを選びました。そして、小姑ののように私はその大先輩に「オリーブオイルの方が ヘルシーですよ~~。」と大きなお世話なひとことを言いました。(^^;)
オーナーの森田さんも「バターが一番美味しいんですよ。好きなものを食べるのが一番!」
でも大先輩は分かってくれていました。私が身内のように身体を気遣ったことに、、、(^o^)ですよね・・・・・・???

~マイミシュラン~
シェ・モリタ住所 福岡市中央区警固2-2-23ウィングコート警固 2F
       電話 092-731-8800 時間 18:00〜25:00(LO24:00) 休み 日曜日

恒例のクッキー2009/12/25

クッキー さあ~マドレーヌのパッケージも出来、次はクッキーを焼いていきます。
時間との勝負です。
毎回シンデレラ型を入れてあげますが、くびれた腰の部分や細い指を抜くのは一筋縄ではいきません。
なので、今回はお姫様卒業と言うことで、サンタさんや天使などの新たに増やした型抜きで決定!
無事クッキーも出来、パッケージボックスに詰めてマドレーヌと共に郵便局に持っていきました。
出来上がったときは一入の思いが溢れます。それは姪が満面の笑みを浮かべて食べている姿を想像したときです。
勿論、同時に長崎の子供達もどんな顔して食べているのか想像するだけで嬉しくなります♪
限られた人にしか与えてあげられませんが、ひとりでも多くの子供達が幸せな穏やかなクリスマスを過ごせるのを祈るばかりです。


年末の残り食材がお洒落な料理に変身~!2009/12/31

さあ、今年も残すところあと僅か!!
年々、1年があっという間に過ぎ去っていきます。それも年をとったせいですね。。
年末はバタバタとしていますが、冷蔵庫の整理も兼ね、残っている食材でランチや夕食に充てて節約します。
乾物コーナーを整理しながらそば粉を見て、冷蔵庫のシュレッダモッツァレラチーズがあるのを思い出し、ランチはガレットに決定!
チーズは何と言ってもカルシウム含有率多いので残っている年末の仕事にパワーを温存するためにもGOOD!です。
瓶に残っている黒オリーブも全て使い切る事が出来ました。
また飲物はいつもの閃きで、残っているミルクとケーキを作って残っていたバニラビーンズ、そして韓国で買ったシナモンの原型、頭の回転にも若返りにも効果 のあるヴァンホーテンの純ココアパウダーとやはり少し残っていたヴァローナのミルクチョコのタブレットを使ってとびきりのココアを作りました。
チーズたっぷりのガレットなので、ココアはやや苦みを残し、シナモンが甘ったるいくどさを緩和してくれました。
食材を無駄にせず気持ちよく年を越せそうです♪

ボウルにチョコレートとココアを入れておく。



牛乳にシナモンとバニラビーンズを入れ、沸騰するまで火を通す。



沸騰した牛乳をシノワを使ってボウルのココアに一気に注ぐ。