Happy time IN ソウル 42019/06/29

遂に最終日が近くなり、それぞれの予定でお別れまであと1日・・・
友人が別件で、宿泊施設を変えるとのこと
何でも両班、朝鮮の貴族階級が暮らしていた屋敷を宿泊施設にした場所
奇しくもケジャンを食べに行った店からも近い閑静な住宅街にある施設
チェックインの時にお邪魔しました
此処はMICHELINに指定されていました




何とも趣のある中庭
家族ぐるみで仲良くしていただいた元貴族階級の方のお屋敷に行ったことがありますが、既に西洋式の邸宅だったので、このような伝統的な建物に入るのは初めてでした
なので大興奮!



少し小雨になり、気温も低くなりましたが、一層趣が❤



総支配人らしき男性からお茶をご馳走になりました
まるで歴史時代劇のように友人宅へ遊びにきた、というようなシーンのようです(*^_^*)




古い書物もあり、内装も情緒そのもの





何と!岩盤浴もあって、折角なので入っていってくださいと・・・
気温も低くなり、身体が冷えていたのでとても有り難かったです!!
友人のお陰で貴重な体験ができました♪



泊まっていきなさいよ~と誘われ、後ろ髪引かれましたが、また次回に(*^_^*)

あ、この日のランチは次に・・・

この日の最後の晩餐は・・・・

滞在して最後の別れを惜しむかのように初めて雨が・・・
この施設から歩いて行ける場所へ食事に・・・
総支配人にめぼしいレストランをお願いしました。
道に迷うだろうと、その場所に同行してくださることに。とても紳士(*^_^*)
折角、案内してくださったので、私たちで少しご馳走することに・・・
何と!結局、その総支配人が「ここは全てオッパ(お兄さん)がご馳走しますよ」と
え~~仕事は?
非番なので、大丈夫だとか・・・
それにオッパ?明らかに私たちが年上なのですが、どうも年下だと思い込んでいるようで(^_^;)
友人は「オッパ、ごちそうさまあ」って叫ぶし(汗)

結局、ご馳走になることに
「オッパ!カムサハムニダ~」

その夜はまた色んなお話しが出来、韓国独特のお酒の飲み方や、韓国民の社会も垣間見る事が出来ました。

10数年前まで、父からも親戚や父の友人からも危ないからと運転手付きのVIP専用の黒塗りの車に乗せられ、街を歩くことがなかったのです。
なので、全く韓国の街を知ることがままなりませんでした。

私と同じ世代の親戚が成長して、彼の後輩と仲良くなり、一緒に街を歩いた時はどれほど興奮したか分かりません。
私の世代、また私より若い世代の目線で韓国を見つめることが昨日の出来事だったように・・・

今回はまた違った韓国を友人との逢瀬を通じて新たな発見がありました。
彼女の行動力のお陰でまた記憶に遺る素晴らしい時間になりました。
友人曰く、実は韓国に来る前に私に導かれる夢を見たそうです・・・
ここでは割愛しますが、あまりにもリアルな話しに驚き!
摩訶不思議な出逢いとご縁に感謝❤


Happy time IN ソウル 最終章2019/06/29

友人との最後のお食事は・・・

新羅ホテル「八仙(Pulsan)」

世界一の中華料理と称されてきた名店です

最初に来たのは国家の要人であり、父が実の兄のように慕っていた先生の奥様と

世界中のレストランで美味しいものをよくご存じのマダム
現在は御年89歳

いろんなお店でご馳走してくださいましたし、自宅でもご馳走になったり、個人的に韓国の食に関しては彼女との思い出はたくさんあります・・・

彼女にご馳走になって以来、ここのお店にも何度か・・・

暫くぶりに友人と最後の食事の場所に選びました

友人とも当初、こちらのホテルに宿泊しようかと相談しましたが、他行きたい所に行くには不便で時間を無駄にしたくないといつものPホテルに
ソウルで随一格式ある新羅は今も昔も変わりません(*^_^*)






英女王御用達のパク・ヨンスクさんの白磁も見られるだけでも幸せな気分に




今回チョイスしたメニューはフカヒレのコース






早めに登場~本当に素晴らしい~!




海鼠の煮込み、海鼠の酢の物は好きですが、煮込んだのは苦手・・食感が(^_^;)
女性ホルモンには絶大な効果期待出来るそうなのですが・・・
代わりに鮑の煮込みを出してくださいました~大好物❤❤

ちなみに日本から予約するときに、メールで苦手なので・・と送ったら、何と何と、電話で連絡があり、懇切丁寧に私の要望を聞いて下さったのです。
英語で電話があったので、何か?と思いましたが、流石!世界の・・・!ですね~




韓牛のひと皿




実はコースメニューのもうひとつのお目当てが、このジャジャ麺!
超庶民のB級グルメ、ジャジャ麺ですが、中華料理のジャージャー麺と似て非なる物
韓国特有の黒味噌を使います。
調理法やお店によって泥臭さがありますが、八仙のは味わい深く、初めて食べた時の衝撃が今でも記憶に・・・




マンゴーのデザート

友人とパク・ヨンスクさんの白磁のお話しをした際、渡辺淳一の小説「泪壺」の話しをしてくれました。
本当に色んな事をご存じの友人であり先輩には今回の旅を通して学び、刺激を受けることがたくさんありました。



お食事の後、私のお部屋に招いて、ホテルからのプレゼントのひとつWelcome wineを一緒に❤

まだまだ私たちのStoryは続きました(*^_^*)

私と似た境遇にもあって、彼女の生き方にもたくさんのヒントがありました。

私が何気に放った言葉「プロとは何だと思いますか?」

ある大先輩からの名言をお話しして下さいました。業界でも有名な方の話しでした。
友人が入社して間もない頃、その大先輩のご教示

「あなた方はまだCAとは云えません!CAと言えるのは、ファースト資格を取って、そしてチーフパーサーとして飛ぶことが出来たときに、ようやくCAと云えるのです。腰掛けで数年で止めてしまわないように、本物のCAにお成りなさいね・・」と

そして、先輩から
「私は女優になって元宝塚のトップスターと共演することが叶ったけれど、TOPをはると言うことは本当に凄いこと。逆にTOPでもなかった卒業生が元宝ジェンヌと云うのって、無粋な感じがするの。その人の自由だけど、プライドがあれば、元宝ジェンヌと語って仕事はしないわね~。それと同じことなの。」
友人の話には大いに共感納得!

余談ですが、そう言えば、元TOPの遙くららさんや大地真央さんにお逢いした事がありますが、辞めても尚、ピカピカに輝いていて、スラッとして何もかもが美しかったです❤❤

やはりTOPは違うって!素人目からも一目瞭然!

何も語らなくてもその立ち姿だけで本物だと認識できる・・凄いことですよね~。

食でも何でも、本物と偽物があります。
有名とか無名というのではなく、本物か?偽物か?
おこがましいですが、私は本物の見分けができます。
でもいつしか本物が慰撫され、本物でなくなってしまうこともあります・・・

友人と韓国で7年ぶりにお会いする、しかも異国の地で。。。理由がたくさんありました。
改めて、次なる自分の目標を見つけた、そんな気分で韓国の旅を終えました。

しかし、此処では語り尽くせないほど、濃厚で親密な話しもいっぱいで最高でした♪

次回は友人の故郷で再会することを約束したので、また近いうちに~

親戚にも先輩、そして、韓国で出逢った人々に感謝でした(合掌)
あ、お天気の神様にも(*^_^*)