ケセラセラなパリ時間 Vol.12019/01/05

昨年、11月下旬に何かに推されるように急遽12月初中旬パリ行きを決行。

毎週TVのニュースでデモ隊の映像が。
デモ自体は健全な活動なので、また、私は観光客のつもりはいつもなく、パリで暮らすように過ごしたいものですから、フランスの時事は前向きに受け止めています。
それでも久しぶりのひとり旅なので、勉強や更にパリの事情を探りたく兼ね備えたホームステイも前半にお世話になることにしました。
とはいえ、そんな簡単にホームステイ先が決まるものでもなく、場所や受け入れて下さる家族も気になりますし・・・
パリは二度目のホームステイですが、最初は10年前。本当によくしてくださった聖母マドンナのようなママでした。
結局、一転、二転、三転してとても素敵なマダムのお宅でお世話になりました❤
何より、短期間での滞在でしたが、頗るコミュニケーションが図れましたし、食事のセンスも似ていて、味の加減もパーフェクト!
彼女が英語も話せる上、頭も切れるので、今のフランス情勢、政治、経済、自然、そして、お互いのヒストリーの話題満載でお話しができました(*^_^*)
次回はフランス語を学ぶ学校なのか、目的を明確にして長く滞在出来ればと思います。

前置きが長くなりましたが、いつもの勘でほぼ2週間くらいで決めたパリ行き。

何度かひとりで行ったことはありますが、時間が経過したのか、急に行く寸前になって色んな不安がのし掛かってきました。
何もかもひとりで決めひとりで行動することって、言語は日本語でさえ語彙が出てこなかったり(>_<)や方向音痴なので、地理的なことなどなど・・・どんどん記憶がなくなっていく今、復活できるのか?(^^;)心配だらけで。笑

そしてパリ到着~
週間予報でも知ってましたが、本当に到着したその瞬間はずっと雨だったパリの空は雨が上がり、晴れ間が、しかも・・・!
虹まで出たのです。見つけた頃は薄くなっていましたが・・
タクシーの運転手さんも、「ずっと雨だったのに、今日到着して本当に良かったね」と。
その瞬間、「来て良かった!」と確信
初日の空の天気を裏付けるように、ケセラセラな私のパリの物語が始まったのでした・・・❤







ケセラセラなパリ時間 Vol.22019/01/05

パリホームステイは本当にドキドキワクワク!!!

お部屋に通していただき、マダムとそのお嬢様とご挨拶を交わし、タイムラグで惚けながらもハウスルールをお伺いしましたが、殆ど自由に過ごせるようにお部屋は独立していて、広く、トイレもバスも私専用でした。
好きなときに入ってくださいと・・・

アパルトマンの場所によっては配管の関係で厳しく使用時間が制限されていると知人から。

以前のお宅も全く自由だったので、意外なお話しにクエスチョン??でしたが、今回も全く問題なしでした。

到着してとにかく荷ほどき、そしてちょっと休みたいので夕食までレストタイム。

正直、あまりたくさんお料理が出ても申し訳ないので本当に軽めでお願いします、とお伝えしていました。
私の大好きなサーモンのキッシュを作って下さっていました。
ムスカという品種の甘い葡萄など。ワインはロゼまで。

朝は写真の様にパリで一番人気のポワラーヌ。私も一番好きなパンですが、マダムも!

で毎朝、コンフィチュール、果物、ヨーグルトをお願いしていただきました❤

また夕食は一部写真で

私が好きなだけ食べられるように超特大のチーズ2種も用意して下さっていました。一つは滞在中に完食(*^_^*)っbb

どちらかと云うと、ランチはしっかり外で食べてきますので、今回マダムが私の為にベストな料理を作って下さっていました。
本当に感謝❤
食べるものを無駄にしたくない私の考えとマダムの考えもしっかりマッチング。










パリ郊外に住む弟さんの庭で採れた無花果のコンフィチュールとグアバ。
何れも美味しかったです、が・・・・
改めてVignes et Vergersの無花果や他フルーツは格別だと確信した瞬間でもありました(*^_^*)V


リビングで毎朝お食事をいただきます。
私の家と同じで薄暗い環境で蛍光灯は一切無し。
しかも、凱旋門から近いのに閑静な住宅地で更に奥まっていて庭のある建物でした。
高級ホテルでもサイレンの音などで五月蠅いのですが、本当に穏やかで静かな場所でした!

ですから毎晩ぐっすり熟睡できたのです。

Je vais bien dormin、と毎朝、ママさんに(*^_^*)
あれ、綴りあっているでしょうか・・?汗


ケセラセラなパリ時間 Vol.32019/01/07

さあ、パリLIFE開始~~

お天気も頗る恵まれました!

先ずはBourseに行って準備完了~


この日のランチは今パリで最も話題になっている一角

Beaupassage(ボーパサージュ)
ミシュランでお馴染みのヤニック・アレノ氏を筆頭に注目されている料理人やパティシェなどの料理が気軽に食べられる新しいグルメスポット。
昨年晩夏ごろにオープンしたので、初夏に渡仏したのですれ違いでした。
区画を買い足し8年の歳月をかけて完成したBeaupassage。





先ずは一番気になるY.アレノが主宰するアレノテック。
流石にひとりで彼の本店に足を踏み入れるのは無理!私も大概我が儘ですし(^^;)笑
何より、食べられる量も限られるのでお店の人やシェフをがっかりさせますからね(^^;)
レストランに行く時は、ある程度覚悟していかないと本当に美味しい料理を楽しめないと思っています。行き慣れたお店なら良いですが、どれだけ自分の胃袋の許容に合うかと思ってしまいます。



お店は既に地元のお洒落なパリジャンで賑わっていました。仕事の合間のランチですね。
パリジャンは本当に食事の時間を大切にする文化をしっかり持っています。
カジュアルなお店ですが、オープンキッチンは緊張感もあって良いですね。b



パンもバターも素晴らしく美味しい!





その日のムニュがありますが、アラカルトで好きなものをチョイスすることに。
気になっていたオイスター(牡蛎)はなかったので、以下のメニューに。
半熟卵と魚と野菜の料理





メインは大好きなサーモンをチョイスしましたが、パリはサーモンは高級食材
中でもスコットランド産のものでしたが、料理はサーモンのコンフィ

と~~っても残念でした(T_T)
素材は素晴らしいのですが、温度の加減が生温かく、コンフィの調理法が仇となってしまっていた料理に落胆(T_T)

サーモンは今欧州でも4割がた値上がりして更に高騰している食材ですが、サーモン自体の美味しさが・・・・ありませんでした
女性の肌にも良い脂がありますので、生温かさが味や、特に食感を中途半端にしてしまっていると思いました。
この日に作った料理人さんがたまたま良くなかったのな?と思うことにしたいと思います。
Y.アレノさんの本店で食べた経験がないので、これだけで判断することはいけないと思いますが、
私にとっては一期一会の食を大事にしたいので、次回は行かないと思います。残念!






日本の方が出店された珈琲
スローガンは日本の美味しい珈琲を・・・
こちらも残念でしたあ~
淹れたお兄さんが良くなかったのか、本当に美味しくなかったです。
私も自分で豆から珈琲を淹れたり、有名店のパックでも淹れ方ひとつで本当に美味しくなる日本の珈琲
1杯1杯の珈琲を大事にしてほしいなあ~



さて、他にも気になるお店、牛肉をグリルして食べられるこだわりのお店もたくさんありますが、アレノテックでデザートをキャンセルして向かいの女性パティシェが出店したお店へ。
珈琲は持ち込みOKでした。
数ある中から選んだのは


テーブル席もありましたが、軽いランチを食べている方もいらっしゃって、私はデザートで直ぐにお店を出るのでスタンドで・・・
そうしたら、お店のスタッフの方が丁寧に、「どうぞ遠慮なくテーブル席におかけになって下さい」と。
お店はカジュアルですが、スタッフの対応はどこも懇切丁寧でした(*^_^*)
「大丈夫、気にしないで下さい」とお返事しまして、お店を後にしました。


そう!マロン大好きな私ですから、オレンジの風味をアレンジしたコチラ!


まま大きなサイズでしたが、マイルドで美味しい~~~❤❤


Beaupassageを出る前に、気になるペインター
スラスラスイスイとマジックを滑らせ描いていました



急に出てこられて、お名刺をいただきましたSophieさんと云う方。
宣伝して欲しいとのことでした笑


Beaupassageもうひとつの入り口兼出口


今回は初めてでちょっと外れもありましたが、確かに食通でお洒落な地元の方が通っておられるので、パリに行かれた方にはお薦めのスポットです。

私は滞在中に全店制覇するつもりでしたが、案外、時間がなくなって行けませんでした。

それだけパリには数え切れない美味しいお店が満載なのです!
次回は牛肉のグリルやハンバーガーを食べてみたいですね~~~!

ケセラセラなパリ時間 Vol.42019/01/15

パリひとり旅・・・

今回初めて、撮影を頼みました
と言っても、仰々しい撮影や特別なものではなく、旅している何気ない時間、いつもの私を撮って戴きたいと思ってネットで探しました。
一転、二転、三転して偶然は必然的なカメラマンに

信頼出来るサイトだったので、細かい詳細などは旅の前の準備でバタバタしていたので確認していませんでした。
とにかく、お名前の交換と私の要望、そして時間と待ち合わせ場所


当初、日本人のカメラマンが多くいたあるサイトでめぼしい方にヒットして申込をしました。
その後、お互いに要望など情報を交換するのですが、あくまでも私の要望希望を話しますが、とんでもない答えが返ってきまして、即解約!
つまらないことなので割愛しますが、”Paris Photo”と言うカメラマンは二度と使いません。

前々から思っていたことですが、パリジャン自体は一見冷たいと云われる方が多いのですが、イメージだけであって、彼らは世話好きで成熟した素敵な人たちです。

個人的な偏見かもしれませんが、パリ在住の日本人には何か気分が悪いのですか?と尋ねたいくらいに高ピーな人が多いように感じています。
もちろん、皆がそうではなく、本当に素敵な人物にも出逢った事がありますが。
パリではレストランで隣合わせになったときも、男女関係なく軽く会釈したり、時には会話に発展しますが、日本人は人をSCANする割に、無口で・・・(^^;)

ただ、今回は殆ど日本人に会うこともなく過ごしましたのでどっぷりパリジャンになった気分に浸れました❤

カメラマンは英語・フランス語対応の方なので、特異な名前から性別も分からない状態でした。
いざ、当日に・・・

どんな人かな・・?と思いきや結構お若い女性

正直、大丈夫かな?と思いましたが、本当によくしてくれました。

此処には写真の一部だけ掲載しますが、私が知らなかったユニークなSPOTにもたくさん連れて行ってくれました。

お天気は撮影するには最高のお天気でしたが、気温はパリで一番寒くなった1℃。

先ずはエッフェル塔界隈での撮影から
運良く、人もまばらな日だったようだと、彼女から。
寒さの中、一生懸命に撮影をしてくれる彼女。

撮影が終わって、一緒にcafeでお話し。
本当に知的で若いけれどきちんと将来を見据えている彼女。
フランス人と結婚して昨年女児を出産されていました。
次回は友人として再会を果たそう!と約束しました。Can't wait!!!








この写真は翌日に友人に送るポストカードにエッフェル塔のハンコを押してもらおうとエッフェル塔の袂にある郵便局へ。再びエッフェル塔へ・・・
ガ~~ン(>_<)ここもバリケードで広場に入るにも長蛇の列(T_T)

エッフェル塔には長い間行ってなかったし、ガイドブック見なくなってしまって情報を逸していました(^^;)

本当に残念な世の中になりました~~~

とぼとぼと諦めてエッフェル塔を後にしました(T_T)


Sさんが撮ってくれた1枚


此処でも撮影してくれました(*^_^*)

恋人募集中の人にはユニークなカットになりますよ~笑❤



こんなカットも!


彼女とランチしたかったけれど、赤ちゃんをご主人に預けてきたので、今回はここでお別れ

久しぶりのノートルダム寺院
中は見ないで外観だけ
夜はツリーがライトアップされるようです



遅めのランチ・・・ノートルダム界隈で探してみました。

正直観光地のレストランはあまり期待ができません。ちょっと裏の方を歩いてみました。

気になるBistroを発見。
店内は満席。雰囲気が良かったし、料理も期待出来そうだったので待ってみようと・・
店内のお姉さんに伺ってみると「待っても無理よ」と冷遇
今回初めて意地悪なお姉さんに(^_^;)忙しくて余裕がなかったのかな笑

バーにもカウンターやテーブルがありますが、サンジェルマンに移動してBeaupassageでも行こうかな?とバーのムッシュに一番近いMetroをお尋ねしましたら・・・
「中は駄目だったの?」と。「はい」と話すと、お姉さんにまた話してくれました。
が、お姉さんは「Non!」と一蹴 笑
そしたら、ムッシュがバーに私用のテーブルを用意できるよ、と云われたのです。
時間を無駄にしたくなかったので快く受けました。
ようやくランチに(*^_^*)
写真のチェックをしていたら、iPhoneの充電が必要に・・・ガ~~~ン、充電に使うケーブルが切れてしまってました!「この役立たず~~(>_<)」
ダメ元でムッシュにお願いしたら、「充電できるよ」と❤
本当に至れり尽くせりの親切で気持ちの良いムッシュに感謝感謝でした(*^_^*)
merci beaucoup❤❤

ケセラセラなパリ時間 Vol.52019/01/16

ノートルダムからちょっと歩いてみるとシテ島まであっという間に

久しぶりにマリーアントワネットが隔離されたコンシュルジュリーに・・・



やっぱり止めておけば良かった・・・
ズッシリと気が重くなります・・・



気を取り直して毎度訪れるお隣のコチラへ





ステンドガラスは何と云っても陽の光が差し込む瞬間がとても美しいのです❤



一生懸命に自撮りしていたギャルソン❤可愛い~



外へ出ると美しい夕焼けが・・・・・




セーヌ川沿いにギャラリーや本屋さん

ノーマジーン、Jimmyを発見






更に歩くとチュイルリー公園近くまで





パリは本当に映画「赤い靴」のように歩くのが止まらないくらいいつまでも歩いてしまう街

1日平均13000歩も~~~(>_<)