ケセラセラなパリ時間 Vol.132019/01/21

出逢いは特に偶然は必然と思いますが、パリでもそんな経験が2つもありました。
ひとつは先に話したカメラマンとの出逢い・・
そしてもうひとつは私がお世話になったママさんAnneとの出逢い
一転、二転、三転して出逢ったホストマザーと不思議な偶然がありました。
それは後ほど・・・

よく食べよく寝てよく歩く

パリではそんな時間を繰り返すので、個人的に心身のリセットにも効果大!

実際にパリの女性はよく歩きます。だから足が綺麗なのだと思います。

実際に、むくみがちな私の足もスッキリして何年も前にそのことを実感したもの。

当初は友人と直ぐにタクシーに乗って移動する習慣になっていましたが、歩かなければ見えない物も見えてくるのだと改めて感じました。

今朝はママさんと花や旅の話に

私もたくさんの自然の美しさを納めるのが日課に。その季節ごとの景色や花など。
ママさんも自宅の庭の花や自然を愛する人
食のスタイルから何から何まで感性が合致するほどお互いの話題に熱くなります。
だからか初めて会ったとは思えないほど懐かしさまで・・・
旅の話題でママさんのインドで観た巨大な満月の話に、「次はインドだ!」と思うくらい素敵なSTORYに❤

タージマハールも地盤沈下しているそうですから、早い内に・・・

その日は、ママさんから是非ポンピドーの辺りに行くべきだと提案を受けました。
ポンピドーはモダンアート中心でかれこれ20年前に行ったきり・・・
その界隈には昨年も行きましたが、ミュージアムはパス
美味しいレストランが多いレアル、マレ地区に足を伸ばした次第です。

ママさんとの話の中で、ママさんのご先祖様所縁の教会があるとか・・
お話しを聞いているウチに「もしや・・?!」
昨年夏、マレ地区で気になる教会の赤いドアの前で写真を撮りました。

これがそのときの写真
パートナーは特に記憶もないと話していましたが、私はとても気になる教会だったのでその写真を撮ってもらったわけですが・・・
そのときは閉まっていて中には入れず。



私が気になっていたその教会にAnneのご先祖さまと深い所以があるなんて、ミラクル!
此処はプチノートルダムと云われる所ですが、後半の写真に掲載しています



昨年訪れた場所でまずはランチ
そのときに行った美味しいインドカレーのお店が中々見つからずウロウロ




結局以前行ったお店が見当たらず、行き当たりばったりのお店へ


外の看板に書いてあったメニューを定めて店内へ
結構早口のムッシュで急かされ感がありましたが、私が食べたい物を何度も伝えました
ゆで卵が好きなので、Ouef 何とかと書いてあったメニューをひたすら説明しますが、中々要点が理解してもらえず・・・と言うか、シンプルな事なんですが、理解力が鈍いムッシュなよう~~~
とにかくゆで卵を使った料理と伝えましたら、それならシーザーサラダにある、と云うことでお願いしました。シーザーサラダではなく他のメニューがあったと思うんですけど・・・?

それからハウスメイドのオニオングラタンスープをお願いしましたが、念のため量を確認。そして、塩分控えめなのかも伺いましたら、「ウチのは本当に美味しいし、量も丁度良いよ」と


シーザーサラダ・・・3人分はあるほど量が多くて・・・パリジャンは本当にアメリカンサイズ



オニオングラタンスープはお話し通り、量も味も本当に美味しかったです。
しつこく量や味を尋ねるのは、やはり食を無駄にしたくないこと
特に残すことは本当に申し訳ないですからね。
ですが、残すは健康のうちということで、受け付けない物は残します(^_^;)

それから暫くお隣に男性二人が来られました。
彼らとちょっと目が合って軽く会釈を交わしお話しも。本当にマナーが良いパリジャン❤
彼らのお一人様のメニューに正にゆで卵のひと皿が。しかも上品な量の・・・
しまった!そうだった、、看板メニューに掲載してあったのは「Ouef mayonais」だった~~
凄く美味しそうで悲しくなりました(T_T)
あのムッシュ、もっと丁寧に私の話を聞いて戴きたかった~~料理、食も一期一会ですからね~
時には行き当たりばったりだとこういうことも・・・でも料理自体はそれほど悪くありませんでしたので、
次回はリベンジしても良いかと思いました。



お店を出るとお隣は更に洗練された良い感じのレストラン
この辺りはやはり地元の食通に人気ありそうですね



食だけでなく、パリでは最もお洒落でアートフルな街だというように、あちらこちらにこんな絵も






目的地のポンピドーに到着

今回はオルセーの特別展示ピカソ展に続いて、安藤忠雄展がありました。それはパリへ飛ぶ前にたまたま知ったのでしたが、Anneからポンピドーへ行くように云われなければうっかり忘れるところだったのです。



先ずは上階にあるピカソ、マチスなどの作品をササッと拝観




安藤忠雄 挑戦



証券取引所を美術館に
長く工期が掛かったようですが、今年完成らしいです



わあ~~知らなかった私の地元近所に安藤忠雄さん作品のマンションがあったとは・・
パリで地元の景色をこんな場所で拝めるなんて・・・ちょっとホームシックにも笑



たくさんのパリジャンが安藤忠雄さんのインタビューに聞き入っていました


ポンピドーの最上階にあるcafeレストラン
女子力アップするポップでエレガント❤
20年ぶりだったのでこんな素敵なcafeレストランがあるなんて知らなかった!




生憎食事は済ませていたので、cafeコーナーで
どこでも好きな所にと・・・
全てのテーブルに生花の深紅の薔薇が
本当に素敵な空間でした




この日は快晴だったので、数名屋外にいました


眺めも良いので、サクレクール寺院も、エッフェル塔も拝めました



ポンピドー出て、Anneのご先祖所縁の教会へ
あら、シャボン玉?どこから?


シャボン玉なんて久しぶりですが、パリの青い空とマッチしてこれもまたアート❤
幸せな気分になります・・・



幸せな気分にしてくれた主を発見(*^_^*)
若いお兄さんでした。子供たちがそれはそれは幸せそうにはしゃいでいました♪
ご両親がチップを缶に入れていましたが、もちろん私も感謝の気持ちを込めて!
ほんの僅かなチップにも彼は会釈して「Merci beaucoup」と・・



やってきました!歴史を感じるゴシック様式の教会
あの日、入る事ができなかった教会にAnneからのひょんなお話しで訪ねることにb



そうこの赤い扉・・・重厚で大きな扉でした



ちょうど修復中でしたが、美しいステンドガラスもたくさん

パイプオルガンの演奏も始まりました♪ラッキー~



このステンドガラスの向こう側がポンピドー



地下へ行く階段があって、駆け足で降りていく一人の女性が行ったので私もついて行ってみました。
地下はギャラリーになっていて、先ほどの女性は直ぐに出て私が一人きり
その中の絵のひとつ・・・幻想的で美しい絵でしたが・・・
何だかそのまま吸い込まれていきそうな・・ちょっと怖くなっていそいそと戻りました(^_^;)

ご縁があって訪れたこの教会、お世話になったAnneからの「ポンピドーへ・・」という話に、実は私の方から昨年夏に見た赤い扉のある教会のことを尋ねようと思っていました。
するとAnneのご先祖の話になり、由縁の深い教会があるからとお話しを受けたのが正にこの教会だったのです。
そう思うとAnneとの出逢いは昨年の夏から始まっていたのだと思うのでありました・・・
私個人的にはこんなスピリチュアルな出逢いが本当に多いのですが、ご縁を突き詰めることは今生だけでは難しいようですね・・・
とにかく素敵な気分になり、素敵な出逢いだったと改めて感じました❤




教会を出て暫く歩くと、素敵なレターショップに
この作品は若い女性の作品、繊細な切り絵に暫し見とれていました

他にも数え切れないほどの素敵なカードやレターセットが
また次回も行きたいと思います









いよいよ最終日・・・
翌日からはアパルトマンスタイルのホテルへ

Anneから素敵なギフトを頂戴しました
彼女曰く、抹茶やお菓子のお礼だと・・・
よくして戴いたのに恐縮です~~;
私が気になっていたチコリーのドリンクと何やらお菓子のように?嬉しい❤


こちらの中身は凄く美味しいサブレ
弟家族とテニスしたときに持って行きましたが、いつの間にか全部なくなって私は1~2枚しか食べられませんでした(T_T)
だけど、それほど美味しかったのね!!!




私がAnneからインドで見た巨大な満月の話を聞いたその日に、レターショップで目に留まったカード
正に満月の切り絵のカードでした!
これにAnneへの感謝の気持ちを綴ろうと決めました。
もちろんフランス語で
Anneには中身はあとで読んで下さいと伝えていました。
早速に暖炉に好きなコレクションと共に飾ってくれました




次はもっと長く滞在できるようにと約束をしてお別れしました・・・

本当に感謝で胸が熱くなりました


最近Anneからのメールでこんなお手紙もいただきました
私に書いてある内容は、そのままAnneに思うことでした

Merci❤

コメント

トラックバック