Love letter ~時を超えて~2021/01/30

昨年から少しずつトランクルームを整理し始めました
箱のまま置いている物は要らないものですから
いわゆる断捨離ですが

とても懐かしい物が出てきたり、一瞬にしてその頃の自分に起きた出来事を思い出します(#^.^#)

整理していると一枚の手紙?
英語でギッシリ書かれた筆記体の文字?


その手紙には記憶はないのですが、差出人の名前は記憶しています。
機上で出会ったオーストラリア人。彼は欧州産の車のメーカーで日本から招致を受け出張で日本に。
体格はよく180cm以上、瞳も髪も優しい茶色の素敵な男性でした(#^.^#)
お話するととても親近感を感じ不思議なご縁もありで、滞在中に是非一緒にとお食事の招待を受けました。

どちらかというと警戒心の強い性分だった私が素直に受けたのも不思議なほど自然体で、、、そんな出逢いって私の人生では本当に数えるほど。だからとてもよく記憶しています。
約束した日、彼の滞在先へ向かいました。実は彼の滞在していた宿泊先は私の自宅からとても近く、幼少期に頻繁に訪れていた想い出の詰まったホテルでもありました。本当に偶然!
到着するや否や、彼が現れました。全く問題がなかったのですが、「君がお洒落をしているのに僕はカジュアルだね。ちょっと待ってて」と・・・?!
するとsuper-manのように物凄い早変わりでスーツをビシッと決めて再び現れたんです笑(#^.^#)
とても紳士でユニークで素敵な人♡
うちは学生の時から社会人になっても両親から男性とのお付き合いに関してはとても古風で厳格だったので、この日のことはもちろん秘密に( ;∀;)

どんな話をしたのか?あまり思い出せませんが、英語を駆使しながら楽しいdinnerだったのはハッキリ憶えています。一緒に写真も(#^.^#)

実際に会ったのはこの日一度だけでした。

私はとても感覚人間なので時に大胆な行動をするようで笑
ご縁がある方かもしれない、と占ってみようと、相手に連絡もしないである日、オーストラリアに飛んだのでした。
若さゆえ何でも出来たんだと、今思うと本当に凄いチャレンジャーだと思いますが、何やってるの?と今思えば呆気にとられます(>_<)
結局、連絡できずに、、オーストラリアの一人旅に。
今はできないコアラちゃんの抱っこをさせてくれる動物園など観光尽くしにそれなりに満喫して日本へ帰国しました。
そんな苦くも笑ってしまえる想い出が蘇ってきますが、、、

手紙の内容を読むと、「もっと早くに連絡があればと悔やまれる・・」
「とても会いたかった!」と具体的にお仕事がない日やオーストラリアの良い季節を詳細に書いてあり、必ず連絡をしてくださいと、書かれていました。
きっと私がオーストラリアに行った後に手紙を送っていたと思うので、そのお返事だったのですね。その時代はメールなんてまだありませんでしたから。
確か、連絡が取れずに終わった筈でしたが、どうして今になってどこからともなく一枚の手紙がハラリと出てきたのか?
私の記憶が飛んでしまったのか?

確実に憶えているのはその方と撮った写真は処分したこと。。。

その頃、仕事を続けるか、両親からお見合いして結婚するように迫られていた時期だったので、あんな突発的な行動をしてしまったのかと振り返ります。

「運命は待っていても巡って来ない」「運命はさだめともいうので、何をしなくても決まっているもの」
過去にイタリアでお世話になった男性たちの話題が蘇ります。
双方が熱く持論を交わしていました( ;∀;)
自分から行動を起こしてこそ、運命が巡ってくるという話しも。
傍らで彼らの話に頷くもののまだ20歳そこそこの私には理解できずにいました。
彼からの手紙は今になって知ることになり、当時その手紙を読んでいたら私は成田からオーストラリアに再び飛んでいたのかな?
中森明菜ちゃんの「北ウィング」の曲が流れてきそうです笑
そういえばよく明菜ちゃんに似てるって言われたなあ~
どうでもいい話ですが(-_-;)

その手紙を当時読めなかったのも、運命だったのかも。
だけど恋愛の手前の出逢いだったので、お互いに傷つくこともなく素敵な想い出のひとつになりました♡

時々、懐かしい想い出に胸がキュンとすることがあります♡
辛くても悲しくても映画のような恋愛を経験できるって本当に素敵だと思います。数ではなく、どれだけ真剣に恋愛したかが大事だと思います(#^.^#)
そう量より質が大事なんですよ~♡
今の若い人にもSTORYがある素敵な恋愛をしてほしいものです!

~こぼれ話~
何とも情けない話なのですが…
オーストラリアに行く日、何と!大変なことが!
おバカな私はVISAなしで行けると勘違いしていて、当日に領事館で発行してもらうことに。
成田から東京へ向かいましたが、その日は都内も工事やら何やらで渋滞。発行してもらうや否や成田に戻るために為に成田エクスプレスを利用するのですが、全席指定?だったのですが、便出発に最短で間に合う時間帯が満席~~~!もうこの時点で飛行機に乗れません~!
でも諦めずに切符のボタンを叩き続けました。ないものはないのに笑
するとピコ~ンと1席空いたんです。グリーン車の席が空きました。
それで急いで飛び乗って落ち着くも、国際線の搭乗開始時間にはとても厳しい状況に気付くのでした。イミグレもありますし。
あ~出発時間が遅れるなんてあり得ないけど、ちょっと願ってしまいました。
成田に到着して猛ダッシュ!頭の中は不安でいっぱいでした。
カウンターに到着すると・・
「お客様、前便到着遅れで30分遅れの出発時刻に変更されました・・」
ず~っと朝から走り続けて無事に機上の人となった瞬間、気を失うように爆睡したのでした。



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