風の時代の始まり ― 2021/01/10
綺麗ごとは言えず、残酷な現実は万人が幸せな世界になるというのは絶対に不可能なことなのです。
「1人1人が自分の頭で考えて行動しなくてはならない時代」になるはずです。
巨大な変化の波はこれからもやってきますが、古い価値観や集団にしがみついている人は、その波にただ飲まれて流されてしまいます。
企業に勤めていた時に、「常に問題意識を持って考え行動しなさい」と先輩や上司から教えられました。
なあなあで過ごしたり、他力本願であったりすると、ある日突然大きな石が落ちてきて、あたふたするだけなのです。
個人的には殆ど何も影響を受けていない・・自慢しているのではなく、単に自分の生き方にいつも問題意識を持っていて、能天気、お気楽に見えている私ですが、実はしっかりといつも何が起きてもわからないと戒めて生きてきました。そんな考えに変化がなかったということです。
それは私の極親しい友人も異口同音に話されていました。
今のコロナ禍で改めて感じたことがあります。
結局、国ができることに限界があるということ。
亡き父が「国に何かをしてもらおうと思ってはいけないよ。いつでも守れるのは自分だけなのだから、しっかり生きる術を学びなさい」と。
特に父は高潔な人格者であったので、他人に安易に頼ることはしませんでした。どんなに大変なことになっても自力で乗り越えていました。
第一波、二波で真剣に「コロナは恐ろしいウイルスだ」と認識していれば、飲食関連で完璧に対策をしていれば今のように感染爆発したでしょうか?
私は知る限りでも懇意にしているお店以外は殆ど、野放し状態で経営されていたお店がたくさんありました。
振り返ってみれば各々が思い当たることではないかと思います。
そして飲食店が悪いのではなく、飲食する人の行動に問題があったということですが、新しいスタイルを取り入れた飲食店もありましたから、完全に飲食のルールを提示するべきでした。
とても厳しい話をしましたが、そうすることで本来ならお店をつぶすことも嘆くこともなかったと思います。
他人の話や国の話をあてにするのではなく、自分はどうすべきか?で先手打てばよかったのです。第一波、二波は学びでした。学んだお店は事実、切り抜けています。
今後、これまで権威や集団に依存していたものは淘汰され、個々人の考え如何で新しい時代を乗り越えていく、そんな時代になると言われています。
ひと言でいうと自由な生き方、考え方が新しい風の時代にマッチングしていくのです。
暫くはまだまだ厳しい状況が続きますが、個人的には明るい光と希望、そして私の好きな言葉「自由」が満たされる幸せな時代にワクワクドキドキしています。
もちろん自己責任という言葉も忘れてはなりません。
具体的には2022年からそういう時代の幕開けとされていますが、これもまた私個人の星の動きにドンピシャと。
まるで世界の星の動きと私の運勢がこれほど同じタイミングとは不思議な感覚を覚えます。
今年は私にとって、まだ暫く大人しく(無理ですが笑い)ひそめていることが大事なようです。